top of page
記事: Blog2_Post

春植物の代表のひとつ「フクジュソウ」


アオジシ谷ではヤマアカガエルの産卵がはじまり、暖かい日には成虫越冬していた、ルリタテハやキタキチョウ、ホソミオツネントンボが飛び交っています。


個人的には大好物の『春植物』が続々と姿を現しています。先駆けて開花したのがセツブンソウで、追ってフクジュソウが咲きはじめました。


『春植物』は、春の短期間にだけ地上に姿を現し、早春、落葉樹林が芽吹くよりも前に開花する植物のことで、スプリングエフェメラルなどと呼ばれたりもします。


落葉樹林の林床に咲くフクジュソウ(画像はアオジシ谷ではない場所)


招福長寿を祝う縁起植物として親しまれているフクジュソウは、里山を代表する『春植物』のひとつで、明るい落葉樹林の林床に咲きます。


地下の太い根茎から伸びた茎は直立して、細かく分かれた羽状の葉をつけます。20枚ほどの花びらは黄色で金属光沢があり、パラボラアンテナの形に並びます。


朝、花をひらくフクジュソウ(タイムラプス)


毎日、朝夕に開閉をくり返して、約2週間、花を楽しむことができます。


背を伸ばし、葉が広がったフクジュソウ


その間に、だんだんと背が伸び、葉を大きく広げて、花が終わるころにはこれがフクジュソウ? と思うほど、姿が変貌します。


茎が倒れて集合果が崩れ落ちたフクジュソウ


実は金平糖のようにとげとげした集合果で、熟すと崩れ落ちて、実をアリが運び種子散布を担います。


飯能では2月中旬に咲きはじめ、5月上旬には茎も葉も枯れて地上部は姿を消してしまいますが、フクジュソウ春の約2か月間、変わりゆく生態を楽しむことができます。



分 類 / キンポウゲ目 キンポウゲ科 フクジュソウ属

和 名 / フクジュソウ(福寿草)

学 名 / Adonis ramosa

花 期 / 2-4月

生活型 / 多年草

分 布 / 北海道〜九州

コメント


©2020 森のフィールド学舎 by Wix.com

bottom of page