樹液を吸うクロハナムグリ!?
- pöllö=ポッロ
- 7月25日
- 読了時間: 2分
春から夏、草木の花を訪れるハナムグリのなかま(ハナムグリ亜科)をよく目にします。コアオハナムグリやナミハナムグリ、ヒメトラハナムグリやヒラタハナムグリなどなど。
そんな花を訪れるハナムグリのなかまの中に、ミズキ類やキク科植物の花によく集まる、全身がツヤのない黒色をした、クロハナムグリがいます。

ハルジョオンの花粉を食べるクロハナムグリ
そんなクロハナムグリ、樹液にやって来ることがある……という話しを聞いたことがありましたが、先日クヌギの樹液を吸っているところを、はじめて観察することができました。

樹液を吸うクロハナムグリ
同じハナムグリのなかまには、樹液や果物に集まるカナブンがいるので、樹液を吸っていても不思議ではないのですが、クロハナムグリとカナブンの口器をルーペで観察してみたいかも。
そういえば、花の蜜だけを吸うものだと思いこんでいたトラマルハナバチが、樹液を吸っているのを観察したことが……。案外、樹液に集まることが知られていない昆虫は、まだまだいるのかしら!?
分 類 / コウチュウ目(甲虫目) コガネムシ科
和 名 / クロハナムグリ
学 名 / Glycyphana (Glycyphana) fulvistemma
体 長 / 11-14mm
分 布 / 日本全国
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