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奥多摩の生きた痕跡集め!? 宿泊ツアーの下見に行ってきました。

今年の夏、一泊二日のモリマナ宿泊ツアー〈森のフィールド学宿 〜奥多摩の生きる痕跡を集めよう〜〉を開催します!


明るい時間帯にシカやタヌキなどの足跡や食痕などの生きた痕跡「フィールドサイン」を集め、暗くなってから実際に野生動物たちを観察します。集めたフィールドサインは自分だけの痕跡図鑑を作成します!


今回はツアーの宿泊地の「山のふるさと村ビジターセンター」の下見ブログです。普段活動している飯能とはまた違った魅力のある奥山の自然を堪能してきました。


左から ももたろう・アンフィー・黒マンバ


なんといっても、奥山にあるため涼しく、四方八方が自然で囲まれ澄んだ空気の気持ちの良い空間でした。山のふるさと村ビジターセンターは国立公園内にあり、園内では哺乳類だけで40種以上いるそうです。ビジターセンターのスタッフさんから情報をもらい、早速お目当てのフィールドサインを探しにいきます。


オニグルミの食痕


歩いていると、オニグルミの食痕が落ちていました。上のきれいにパカっと割れたものは、ニホンリスの食痕で、下のかじって穴をあけたものは、アカネズミの食痕です。

同じ木の実ですが、生きものによって食べ方が変わってくのは面白いですね。


フンを発見し、大興奮のアンフィー


山道を歩いているとフンを発見! フンには糞虫と呼ばれるたくさんの生きものがいました。なかでも、とりわけかっこいい虫を発見!


ツノコガネ(Liatongus minutus)のオス


長く伸びた一本角が特徴的なコガネムシの仲間 ツノコガネです。10mmほどの大きさですが、フンから出てくるその姿は迫力満載でした。まさか、フンからこんなにもかっこいい生きものが出てくるとは・・・。


ビジターセンター近くには奥多摩湖があります。


気を取り直して、ビジターセンターのすぐ近くには奥多摩湖があります。湖のほとりには、たくさんの足跡がありました。足跡を使って何をするかは、参加してからのお楽しみです!


オニグルミの実を割っているアンフィーとももたろう


急にオニグルミの実を割り始める二人。気になったら、とりあえずやってみるのはモリマナ恒例ですね。湖から奥に進み、林の中のフィールドサインを探していくと、


野生のホンシュウジカ?を発見!


木の幹に、荒々しく傷ついた跡が。この仕業の正体はシカが角を研いだ痕跡です。

すると、3匹のシカ?が近づいてきてノリノリで実演してくれました。当日も見ることができるのか!? 楽しみです。


そんなこんなで、今回紹介した以外にも巣穴や食痕など、たくさんのフィールドサインを見ることができました。


宿泊ツアー2日目には川の生きもの観察など、フィールドサインをテーマに自然を楽しむツアーとなってます。奥山の自然や野生動物たちを皆さんと目一杯楽しむために着々と準備を進めているので、乞うご期待! 申し込みお待ちしております!!!


ツアーの詳細や申し込みはこちらから



【前回の宿泊ツアーブログ】


(はかせ)

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