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メッツァビレッジの暗闇に光るホタル観察

今回のツアーでは、夕方からメッツァビレッジホタルを観察! 出発前にホタルについて予習したよ。


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ホタル予習中の様子。みなさん集中していました。


ホタルについて学べたのでこれから外へ行き、ホタルが活発になる前に明るい時間のフィールドワーク! 参加者にホタルにまつわるお題を渡し、メッツァビレッジの豊かな自然のフィールドで様々な生きものを観察していくよ。


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お題はなにかな?


みんな準備万端、やる気充分!! さぁ出発するぞ!

って気持ちを一旦抑えて、怪我をすると危ないから準備運動をしっかりやらないとね。

 

もちろん、お決まりの特別な準備運動もやったよ。


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お決まり!? 探索前の準備運動


まず、先に近くの小川を目指して、お題をクリアしていきながら進んでいったよ


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バッタやシデムシなど、さまざまなムシが捕獲されていくなかで、ホタルに似た生きもの発見‼︎


見た目は、蛾のような? ホタルとの違いをよーく観察!


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ホタルガ


引き続きムシを捕獲・観察しながら小川に到着。

ホタルの産卵に関係する水辺の環境幼虫が捕食するカワニナ(巻貝)など、生息する水生生物を探したりしたよ


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だんだんと空も暗くなってきて、ホタルが光りはじめる時間が迫ってきました。観察するポイントまで、宮沢湖の近くを通って涼み癒やされながら移動。

移動中も参加者の生きもの探しは、止まらない‼


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現地に到着。すると・・・。


真っ暗な野原に小さな光がポツポツ

ゆっくり動いたりチカチカ光ったり。



さきほど予習したことを振り返りながら光の動きを観察、次に捕まえてどんなホタルかをチェック。


まず最初に捕まえたのが体長の小さいヘイケボタル

やさしく光るヘイケボタルがかなり多く飛んでいて、幻想的な風景でした。

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交尾中のヘイケボタル


癒されているなか、スタッフが違う種類のホタルを発見! すぐさま観察。


ヘイケボタルと比べて体長が大きく、胸部の模様が十字になっているのが特徴のゲンジボタル

観察が終わり外に放すとヘイケボタルと比べて力強い発光をしていました。

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ツアー中に観察したゲンジボタル。


時間の流れは早く、解散の時間。

美しいホタルの余韻に浸りながら、来た道を戻りインフォメーション前で無事解散。


ホタルが見れる場所・シーズンかなり限られているなかで、ゆっくりと観察することができる素敵なメッツァビレッジ。また、来年も見られたら皆んなで一緒に観察し癒されたいね ʕ•ᴥ•ʔ-b


(ももたろう)


分 類 / チョウ目マダラガ科

和 名 / ホタルガ

学 名 / Pidorus glaucopis

全 長 / 21-26mm

分 布 / 本州・四国・九州


分 類 / コウチュウ目ホタル科

和 名 / ヘイケボタル

学 名 / Aquatica lateralis

全 長 / オス 6-8.5mm メス 8-11mm

分 布 / 北海道〜九州


分 類 / コウチュウ目ホタル科

和 名 / ゲンジボタル

学 名 / Luciola cruciata

全 長 / オス 11.5-16mm メス 14-18mm

分 布 / 本州・四国・九州

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