夏の終わり? 秋を感じる鳴く虫観察
- 黒マンバ

- 9月10日
- 読了時間: 2分
更新日:9月14日
「りーん、りーん」
8月下旬に聞こえ始めた鈴の音。
この季節がやってきました。
この音色の正体は「スズムシ」です。

翅をこすらせて鳴いているスズムシ
鳴く虫の歌でも「りんりんりんりん りいんりん」という歌詞になっているスズムシ。
鳴いている姿を見つけるのに苦労する鳴く虫の一種です。
姿は真っ黒で触角に白い部分が少しあり、個人的に
そのツートーンカラーがカッコいいと思っています!

スズムシのオス、鳴くための立派な翅をもっています。

スズムシのメス、おしりからでている黒い管は産卵管
今回探しに行った場所は草原。
基本的に少し湿った場所の草原や河原などで、音色が聞こえることが多く、オスは周りに障害物があり、音が反響する見つけづらい場所でよく鳴いています。
鳴いている姿を探すのは骨が折れますが、その近くの道を歩くと、たまに移動中のオスやメスのスズムシに会うことが出来ます。
近くで鳴いているスズムシの鳴く音
鈴のような音色に癒されながら、9月の始まりを感じています。
そんなスズムシ等の鳴く虫を夜に観察するツアーが来月開催されます!
開催場所は「アオジシ谷」
スズムシ以外にもたくさんの鳴く虫の音色が聞こえる場所です。
夜の鳴く虫を癒されながら、一緒に観察してみましょう!
(黒マンバ)
分 類 / バッタ目 コオロギ科
和 名 / スズムシ(鈴虫)
学 名 / Meloimorpha japonica
体 長 / 約15-17mm
分 布 / 本州・四国・九州







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