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夏の終わり? 秋を感じる鳴く虫観察 

「りーん、りーん」

8月下旬に聞こえ始めた鈴の音

この季節がやってきました。


この音色の正体は「スズムシ」です。

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翅をこすらせて鳴いているスズムシ


鳴く虫の歌でも「りんりんりんりん りいんりん」という歌詞になっているスズムシ。

鳴いている姿を見つけるのに苦労する鳴く虫の一種です。


姿は真っ黒で触角に白い部分が少しあり、個人的に

そのツートーンカラーがカッコいいと思っています!

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スズムシのオス、鳴くための立派な翅をもっています。

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スズムシのメス、おしりからでている黒い管は産卵管


今回探しに行った場所は草原

基本的に少し湿った場所草原河原などで、音色が聞こえることが多く、オスは周りに障害物があり、音が反響する見つけづらい場所でよく鳴いています。


鳴いている姿を探すのは骨が折れますが、その近くの道を歩くと、たまに移動中のオスやメスのスズムシに会うことが出来ます。

近くで鳴いているスズムシの鳴く音


鈴のような音色に癒されながら、9月の始まりを感じています。



そんなスズムシ等の鳴く虫を夜に観察するツアーが来月開催されます!

開催場所は「アオジシ谷」

スズムシ以外にもたくさんの鳴く虫の音色が聞こえる場所です。

夜の鳴く虫を癒されながら、一緒に観察してみましょう!



(黒マンバ)

分 類 / バッタ目 コオロギ科

和 名 / スズムシ(鈴虫)

学 名 / Meloimorpha japonica

体 長 / 約15-17mm

分 布 / 本州・四国・九州


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