7月3日、飯能市の某所でリクウズムシを発見しました! 見つけた時には、うれしさのあまり雄たけびを上げてしまいました。前回出会ったのは去年の8月なので、1年越しの再会です。前回の話はこちらから。
リクウズムシの一種
今回見つけたリクウズムシは、コンクリートの水路にたまっていた落ち葉にくっついていました。かなりじめじめとした環境で、近くにはミミズや同じ陸生プラナリアの仲間のコウガイビルがいました。
大きさ10mmほどで、前回と同じく黄色い体に背中には淡い灰色の一本線があります。
リクウズムシの頭部。黒いつぶつぶが目。
目の数は25個ほどで、大きいものと小さいものがありました。左右の目の位置や大きさはほとんど同じでしたが、小さい目の数には違いがみられました。
腹側の3~4か所を地面につけて、そこを波打つようにスライドさせて移動します。腹側の中央部に口器があるので見てみると、小さな穴のようなもの一つがありました。
リクウズムシを見つけたのは、今回で2回目です。前回と同じような見た目をしていますが、同じ種類とは限りません。「どのくらい種類がいるのか」「どうやって判別するのか」「繁殖形態は何なのか」など、まだまだ分かってないことばかりです。しかし、神奈川県と埼玉県に似たような種類が生息していることは分かりました。また発見したらブログに載せていくので、リクウズムシファンの皆様は気長に待っててください。(いたら嬉しいな)
(はかせ)
分類 / リクウズムシ科の一種
全長 / 10mm
場所 / 埼玉県飯能市
Comentários