急に寒くなってきたこの時期、過ごしやすく色々な場所にフィードワークをしていると、地面にトゲトゲのものが落ちていました! 今回はムササビに関係する植物のお話~
なんじゃこりゃ
「なんだこれは?」と思われそうな形をしたものですが、実はこの全てが……ムササビのスギの球果食痕、食べられたあとです‼ モリマナの中ではスギの球果はスギぼっくりの愛称で呼んでおります(笑)
そんな食べられたあとのスギのぼっくりは面白い形をしており、とある神社に落ちていましたが、簡単に見つけることができました。
この写真は食べられた跡ですが食べられる前は……
食べられる前のスギの球果
こんな感じ~周りはトゲトゲ、握ったら少し痛いスギぼっくりですが、ムササビはそんなスギのぼっくりのどこを食べているかというとココです!
矢印の先にはスギの種
周りのトゲトゲを取り除いて、矢印の先にあるタネを食べています。
タネは小さく、隙間にたくさん入っていました。ふると結構出てきます!
球果の中からタネが数十個も!
これだけのタネが入っていました。ムササビはこの中から器用にタネを出して食べていました。ムササビの器用さには驚きです!
ムササビを観察していると、滑空をみれたり、枝でのんびりしていたりとですが、いた場所の真下に行くとこのような面白い食痕を発見できるかもしれません。
姿を見るのも楽しいですが、食痕などのフィールドサインを探し、見つけ、触ったりしてみるのも黒マンバは面白く感じるのです!
そんなムササビや食痕などのフィードサインを観察するエコツアーは今週の日曜日に開催!
11月上旬の涼しくなったフィールドでムササビ観察してみませんか?
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(黒マンバ)
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