10月24日にpöllö=ポッロさんと黒マンバは、飯能エコツアーをしていました。
内容は夜行性動物がメインで、最後にはムササビを実際に見てもらう流れ。
参加者は5人とにぎやかな雰囲気でエコツアースタート!
今回のエコツアーのひと場面
最初は黒マンバが皆さんを案内し、飯能市に住む夜行性動物たちのフィールドサインを見せて、動物たちの習性を伝えました。
さらにただ見せるだけでなく、参加者の方にムササビの食痕を探してもらうことに!
参加者に見つけてもらったムササビの食痕
5名全員見つけることが出来ました!見つけた時の喜びを伝えられて、まず一安心
このときの時刻17:00
黒マンバ(もうそろそろだな~)
実は途中から二手に分かれており、pöllö=ポッロさんはムササビがいつ出てもいいように、先回りしチェック!
ムササビは日が落ちて、暗くなった頃が活動時間です。
活動の目安は日の入りの30分後、この日だと16:57が日の入りなので、17:30から動くと推測出来ます。
今回は出現する確率が高い場所を決め、その道を往復し探す作戦、17:20に目的地到着!探し始めます。
真上を見て皆で探しています
少し歩き始めてからすぐに電話が入り
pöllö=ポッロ「いたよ~」
別で動いていたpöllö=ポッロさんが見つけたらしく、参加者を連れ急いで移動!
確認出来ましたー!が、何人かなかなか見つけられずムササビは奥へ……
残念ですが仕方ありません!気を取り直し他の場所へ!
少し歩いていると樹上から鳴き声が
黒マンバ「ムササビですね~」
その声がムササビだとすぐにわかりました。
かなり近くの木なので参加者と「どこだ~」などと話しているその時!
黒マンバ「あ!飛んだ!」
なんとムササビが私たちの真上を滑空したのです!
参加者も見ることが出来ていました。月の光でムササビのシルエットとお腹の白い毛がよく見えてとても綺麗!
その後はムササビの滑空を見れませんでしたが、落ち着いて毛繕いする姿や鳴き声もよく聞けました。
結果、1時間30分の内に計6頭ものムササビを発見でき、なんの無念もなく楽しく終われました!
ムササビは待ち!目星さえつけていれば後は、待つだけで見ることが出来ます。
皆さんも巣穴を見つけたら待ってみては?
…………
その夜、元気な黒マンバとpöllö=ポッロさんはフィールドに入り遊んでいました。すると!?
とても綺麗なコクワガタ
なんと季節外れのコクワガタを発見!
寒い中頑張っている姿を見て感心した2人のエコツアーは静かに幕を閉じた。
(黒マンバ)
分類/齧歯目(ネズミ目) リス科 ムササビ属ムササビ
学名/Petaurista leucogenys
頭胴長/27.2-48.5cm
尾長/28-41.4cm
体重/495-1250g
生息地/本州~九州
分類/甲虫目 クワガタムシ科 オオクワガタ属 コクワガタ
学名/Dorcus rectus
体長/オス 17 - 54.4 mm
メス 21.5 - 33 mm
生息地/北海道~九州
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