こんにちはモモタロウです!
この間博士と黒マンバ3人で、今が旬の採取難易度の高い、高級な芋を取りに行きました。
まず、お目当ての芋を探すポイントとして葉の形は、細長めのハートの形。そしてツルの巻き上がり方に注目してほしい。
普通のツルは、時計周りだがお目当てのツルは半時計周りこれが1番見分けるポイントだ。
オニドコロ
このオニドコロという植物は、同じ芋科で今回狙っている芋と間違えやすく毒があるので
注意が必要。
オニドコロのツルは、時計回りそして葉の形はハートの形であるが横に大きいのが特徴。
この特徴を把握して葉を探していると、博士が叫んだ。
駆け寄って芋を見つけたか聞いたら違かったらしくなかなか、見つからないリクズウズムシを発見したらしい。
芋を探してくれ!!
(博士が、かいたブログ1番下のほうにリンクあるので是非みてください)
『ムカゴ』
あった!と黒マンバが、見つけ最初に目に入ったのは約1cmの灰色の球体です。
なにこれ?芋?って思うかもしれませんが、
これは『ムカゴ』と呼ばれているもので
葉の付け根にできる球状の芽です。
(ムカゴ埋めたら自然薯できるよ〜)
これが、今回の狙っている採取難易度の高い
高級な芋 『自然薯』の目印です。
『ムカゴ』も食べれるので、採取しようとしたら風になびかれて落ちてしまいました。
この時雨が降っていて、傘をさしながらの採取に挑戦
『ムカゴ』の下に傘を逆さにして置いとき揺さぶったら楽に採取できるくね?と思いやってみたところポロポロと落ちて狙いどうり。✌︎('ω')✌︎
そのあとは本命『自然薯』のツルの根本を探して地面を掘る。
上の写真からみていただけるとわかるのですが、かなりツルの根本が太いのです。
大きい『自然薯』の見分け方がわかっていないので、自分はツルが太ければ太いほど大物と予想して堀りました。
一見楽そうに思える掘る作業。
これがとても大変で難しい、、、
障害物となる木の根や砂利や石が、沢山でてくるのでどけないといけない。
そして『自然薯』が、売り物のようにまっすぐ下に生えてるわけではなく、障害物にそって下に成長していく。
要は、くねくねの折れやすい『自然薯』を中腰やしゃがんでの体制で1時間ぐらいの採取作業なので一苦労。
これが、高級品として扱われる理由なんだと
身に染みてわかった。
『自然薯』が、顔を出してから約30分くらい丁寧に掘る。
『自然薯』が、パキッと自然に折れたのを目の前で
見た3人。同時にメンタルも折れてしまった。
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
折れてしまった悔しさを胸に作業を続けるが、
『自然薯』が出てこない。
そう。(自然薯)堀りで悔しくなるポイントの一つ。
運要素も必要なのだ。
いくらツルが、太くても(自然薯)自体が小さかったりする。
結局取れたのは、手のひら一杯分。
時間帯的にも体力的にもキツかったので掘った穴を元どうりにして、帰宅。
*マナーとして掘った穴は元どうりにするべし*
ごめんなさい、自然薯の写真撮り忘れてしまいました。
ムカゴご飯
塩コショウで炒めたもの
自然薯を擦ったもの
帰宅後は、すぐに調理開始
『ムカゴ)は、洗って炊き込みご飯とシンプルに
塩胡椒で炒めたものを。
『自然薯』は土を洗い落とし、皮付きの方が栄養満点なので王道に擦ってご飯の上に。
〜ムカゴ料理〜
炊き込みご飯のやつは、ジャガイモ以上に甘味があり、大きさがそれぞれ違うのでプチッとした食感やホクホクが口いっぱいに広がる。
塩胡椒で炒めたものは、安定にホクホク。
これは、お酒が進むいいつまみだ。
(12月終わりまでムカゴが残っていれば、前回ブログにしたサルナシ酒のお供にしてみたい)
〜擦った自然薯〜
擦った物を単体で頂く。個人的には、自然で取れた物の方がネバネバが強いと感じた。
擦ってものを炊き込みご飯と一緒にたべてみたらほのかに香る土の匂いと『自然薯』の旨みが、『ムカゴ』の旨みがしみでた炊き込みご飯とマッチして美味しさ爆発。
種となる『ムカゴ』は子供。その根の大きさは、まるで親の『自然薯』。
一緒に食べてはならない物を発見してしまったかもしれないと思うくらい美味しい。
やはり、親子の関係は切っても切り離せないと感じた。
上のくさいセリフすみません。
でも、誇張なしでこのぐらい言いたくなるレベルでとてもおいしかった。
高級品ってなるとやはり時間がかかったり採取が、難しかったり大変なんだなと考えさせられたとても貴重な1日。また時間が、あれば採取して親子共々また頂きたいです。
『ムカゴ』はかき揚げなどの材料、『自然薯』は擦ってハンバーグや練り物、たこ焼きやお好み焼きなどの粉物に入れてみても面白いかも
採取するの大変で体にのしかかる負担おおきすぎるけどね、、、
美味しい物を頂くのに代償は、付きものdʕ•ᴥ•ʔb
長いブログを読んでくださりありがとうございました‼︎
分 類 / ヤマノイモ目 ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
和 名 / ヤマノイモ
学 名 / Dioscorea japonica
花 期 / 7-8月
生活型 / ツル生 多年草
分 布 / 本州〜九州
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