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6月5日エコツアー終了! -大勢での川ツアー-

更新日:2022年6月11日

今回のエコツアーは大所帯! 参加者19名でのツアーです! 安全管理のためのスタッフも多く、MIKAMI塾の学生5人とお手伝いで親御さんが1人、そしてモリマナpöllö=ポッロ、蛇メタ師匠、黒マンバの9名!さらにやまね酒造という飯能で活動している団体の協力のもと、入間川の河原で生きもの観察を行いました。


やまね酒造は飯能赤沢を拠点として甘酒などを作り、販売されています。そして飯能市でエコツアーを運営しています。

今回はやまね酒造の駐車場を特別に貸して頂きました。

※通常、川利用での駐車は1500円必要となります。


参加者、スタッフに欠席はなく、エコツアースタート!

全員で自己紹介を終えてから川に降り、川を眺めます。川には気をつけなくてはいけない場所があるので、川の中の急に深くなる場所や流れが速い場所を説明して注意喚起。大事です。


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実際に川に入り説明する学生


その後川の中に全員で入り、川の歩き方を解説しました。

対岸に向かうとき、まっすぐ突っ切るのではなく上流から下流に向けてななめに歩けば、流れに足を取られず、なおかつ疲れず楽に行けるとのこと!


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行きは下流へななめに向かい、帰りは突っ切るようにまっすぐ戻るようにして参加者に比較してもらいました。

行きは、すらすらと向かっていた子どもたちも、戻るときは、「歩き辛い」「重い」などと感想を言って、身をもって川の歩き方を体験し伝えることができました。


川の気をつけるべき場所、歩き方を伝えた後は、お楽しみの生きもの観察! 各自持ってきた網を使い、それぞれが水生昆虫や魚を捕まえます。


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お父さんと一緒にさがしています


捕まえた生きものはトレイに入れて観察! 


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学生が参加者に生きもの解説中


その後河原伝いに、上流に向かい川の中以外の生きもの探し! 河原は広く歩きやすかったため、全員で安全に移動ができました。

歩いていると学生がシカの足跡を発見! 参加者に解説をします。


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事前に用意していたシカの角を出して、参加者に持たせ重さを実感してもらいました。

かなり重さを感じますが、シカはこれを頭に2つくっつけているのです! 首の筋肉がすごい‼


シカの解説が終わり少し休憩にしました。

そこでやまね酒造の方からご厚意で頂いた甘酒を参加者に提供! これがまた好評で大人も子どもも美味しいと飲んでいました。


休憩した後、生きもの観察をしていた場所に戻っていると、参加者が何かを発見!

それを見た蛇メタ師匠がダッシュ!

なんとヘビ(アオダイショウ)がいました! 蛇メタ師匠がヘビを参加者に触れるように持ち、皆さん触ってウロコ体験!


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子供たちは大興奮! 実はアオダイショウ以外にもこの日はヤマカガシ4匹も見つけ、まさにヘビパラダイス‼


ヘビ観察が終わりおもむろに材木を持ち出す学生!何かが始まる予感!

すると前から学生が走ってきて、


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「先ほど観察していた場所で火事がありました!


他の学生が後に続きます。

下流の木の家が燃えて今すぐ木材が欲しいとのこと、材木を流して下流に送ります。

流して下流で受け取り、角材で家を組み立てて完成! 

飯能市が木材を搬出して栄えていた頃、車ではなく、川を利用して木材を運んでいたことを解説し、火事問題は無事解決(笑)


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学生が家を組み立てて解説をしています


最初の場所に戻ってきたので、捕まえていた生きものを逃がし終了!

最後にお話をして、解散となりました。


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大人数でしたが、ケガもなく無事にツアーが終わりました。

ご協力頂いたやまね酒造、キャンセルなく来て頂いた参加者、たくさんのスタッフ、ギリギリ持った天気、そして川の生きものたち、本当にありがとうございました‼


(黒マンバ)

分 類 / クジラ偶蹄目 シカ科 シカ属

和 名 / ホンシュウジカ(ニホンジカ)

学 名 / Cervus nippon centralis

体 長 / 90-200cm

分 布 / 本州〜九州


分 類 / 有鱗目 ナミヘビ科 ナミヘビ属

和 名 / アオダイショウ

学 名 / Elaphe climacophora

全 長 / 110-220cm

分 布 / 北海道〜九州と周辺の島

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