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6月4日ツアー終了! 初夏の標本づくり

6月4日参加者と一緒に昆虫の標本をつくるツアーを行いました。

参加者は大人3名、子ども3名の計6名です。昆虫好きな男の子は元気満々! 自己紹介したところで、早速ツアースタート!


当日はフィールドワークで昆虫を観察した後、用意した昆虫で標本づくりをして終了! といった流れでした。


フィールドワークでは、住宅街の街路樹や森の中の草原や林道を見ていきました。

街路樹を見て歩道を進んでいると、スジグロシロチョウが飛び、道に生える草を見ていくと、2,3㎝ほどの幼虫のカマキリを参加者が発見!


森の中に入っていくと、常緑樹の林道です。そこには朽木が落ちていて、めくれば裏にたくさんの昆虫が! さらにセロー、昆虫好きの男の子が木を見ていると中からクワガタムシを発見!


草原に到着した後は、自由な時間、虫網を使って昆虫採集です!



いろんな昆虫を採集、観察です。採集が終われば昆虫の標本づくりです。


オオスズメバチ、キイロスズメバチ、ノコギリクワガタで参加者に標本づくりをしてもらいました。

最初には採集した昆虫を観察した後、体のしくみを解説。その後に標本づくりです!


ハチ類は展翅板、クワガタムシは展足板をつくった後、昆虫に針をさし、台にセットしたら後は、まち針、ピンセットで形を整えます。標本は脚や翅だけでなく、アゴを開き、触角を整えるとさらにかっこよい標本になります。


完成後はラベルを書き、タッパーに入れてお持ち帰りですが、帰ったら取り出して、日陰の風通しのいい場所において、2-3週間乾燥させます。

乾燥していたら、針をとって終了です。後は乾燥剤と一緒に箱に入れたりして飾りましょう!  


皆、見事完成! ラベルを書いて持ち帰ってもらいました。標本をつくった後も観察ができますので、たまに取り出して観察してみてください!

(黒マンバ)


分類 / ハチ目 スズメバチ科

和名 / オオスズメバチ

学名 / Vespa mandarinia

体長 / 26-38mm

分布 / 本州~九州(屋久島)


分類 / ハチ目 スズメバチ科

和名 / キイロスズメバチ

学名 / Vespa simillima

体長 / 17-24mⅿ

分布 / 本州~九州(屋久島)


分類 / 甲虫目 クワガタムシ科

和名 / ノコギリクワガタ

学名 / Prosopocoilus inclinatus

体長 / オス25-77mm メス25-41mm

分布 / 本州~九州

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