今回、pöllö=ポッロさんと黒マンバでフィールドに入り、日中にのんびり山歩きをして夜はムササビの観察をしました。
山歩きでは植物や昆虫を観察。
最初に発見したのはこの時期、黒マンバがよく見かける白い花。
この植物はわからなかったのでpöllö=ポッロさんに訪ねてみました。
黒マンバ 「この白い花つけた植物コデマリですか?」
pöllö=ポッロ 「ミズキだな、コデマリは中国原産の園芸種だ」
黒マンバ 「あぁ~なるほど」
また、ひとつ賢くなった。
しかし、この時期は本当に白い花が多い、例えばこの花
pöllö=ポッロさんに聞くと、これはガマズミのなかまとのこと。
携帯の画像検索で調べると「ガマズミ」と出てきたが、信用ならん(黒マンバの勝手な見解)
一度、白い花は保留にして先へ進み開けた谷戸に到着。
そこでは大量のトンボが!
黒マンバ 「すげぇいっぱい、シオカラトンボ」
pöllö=ポッロ 「シオヤトンボな、シオカラトンボはもっとでかいぞ」
黒マンバ 「アウチ!」
またまたひとつ賢くなったが、この間違い結構している気がする・・・・・・直そう!
黒マンバが変なことを考えながらトンボを見ていると、面白いチョウを発見!
採集をしようとするも「やべぇやべぇ」と2人で悪戦苦闘・・・・・・
そのチョウは擬態がうまく、時には見失いながらどうにか捕獲!
見つけたのはクロコノマチョウ、そこの谷戸では幼虫が食べるイネ科植物のヨシが生えるため、気長に待っていれば向こうからやってきます。
(トンボとクロコノマチョウの写真撮り忘れていました、ちゅいまちぇん)
クロコノマチョウは黒マンバがテイクアウト!
採集を楽しみ、この時期ならではの花も色々観察。
住宅街でもよく見かけるハルジョオン
花の形が面白いヒメコウゾ
その後、本題のムササビ観察!
日の入り後、巣の近くで張り込みムササビを待っていると、巣箱から1頭、どこかの樹洞から1頭発見!
樹洞から出てきたムササビは木の上に行き滑空!木に着地するところまで見ていたので、近くに向かうと・・・・・・
ムササビは滑空した後、動いていなかったため、急接近! 携帯でも楽に撮影できました。
おそらく、親から離れたばかりの子供とのこと、
撮影中もほとんどムササビは動かなかったため、撮影を終らせすぐに退散。
黒マンバ(ライト持った変な人2人が迫ってきて硬直したのかな・・・)
ある程度満足し、他にもいないかとムササビを探していると、また発見! また発見! と、最終的に5頭確認、5、6月辺りにムササビの繁殖期が来るためオスが興奮し始めているのか、と話しながら本題のムササビ観察も終了。
4月を満喫した今回のフィールドワーク、繁殖期を迎えるムササビやこれから多く出て来る昆虫たちなどに期待に胸を膨らませ、解散するのでした。
(黒マンバ)
分 類/げっし目(ネズミ目) リス科 ムササビ属
和 名/ムササビ
学 名/Petaurista leucogenys
頭胴長/27-48㎝
尾 長/28-41㎝
体 重/500-1300g
分 布/本州~九州
Comments