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4月後半のご近所スミレ詣

更新日:1 日前

ご近所スミレ詣の後半が終わり、品種を含めると21種のスミレ類を観察することができました。。


昨年より1週間ほど開花が遅れていたアケボノスミレの花を観察することができ、新たにスミレの大群落も見つけることができたので、4月後半もまずまずの成果。

崩壊地に咲くアケボノスミレ

アケボノスミレの花の正面と側面


アケボノスミレは、ふくよかな印象を受けるピンク色の花を咲かせます。山地のやや乾燥した林床などに生え、開花後、少し時間が経ってから葉が展開します。


飯能で観察しているポイントは、雑木林の崩壊地で、細かな礫と落ち葉が混じったような環境でよく見られます。

新たに見つけたスミレの群落地

スミレの花の正面と側面


スミレは里山のスミレ類の代表種。野山の明るい草原で、目の覚めるような濃い紫色の花を咲かせます。他のスミレ類と混同しないように、種小名のマンジョリカと呼ばれたりもします。


約20年前まで生育するポイントが複数箇所ありましたが、ここ数年で見られなくなりました。今年は新たなスミレの群生地を見つけたので、残ってほしいものです。


ご近所スミレ詣の季節も残り僅か。あと何種類のスミレ類と出会えるかしら。



分 類 / キントラノオ目 スミレ科 スミレ属

和 名 / アケボノスミレ(曙菫)

学 名 / Viola rossii

花 期 / 3-5月

生活型 / 多年草

分 布 / 北海道〜九州


分 類 / キントラノオ目 スミレ科 スミレ属

和 名 / スミレ(菫)

学 名 / Viola mandshurica

花 期 / 4-5月

生活型 / 多年草

分 布 / 日本全土

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