ん、なんだ・・・・・・変質者が現れたの!?
いえいえ、わたくし黒マンバの勝負スタイルです(笑)
けれど、この格好で参加者を待つという奇行に走っていました。その姿はまさに変質者そのもの。ちなみに全員が揃って10分ですぐに脱ぎました。白衣はアチィので・・・・・・。
本日が初講師の黒マンバのDr.スタイルに愕然とするpöllö=ポッロ
8月29日に行った飯能エコツアーは、18時〜21時の3時間で、夜行性のヘビをメインにして、シロマダラやタカチホヘビを探しました。18時に集合し、参加者にこれから行うこ との説明をした後、車に乗る流れでした。 なんだかんだ説明も終わり乗車!
走り始め参加者との会話も楽しみながら時速10㎞で慎重に探していました。
最初の気温が29℃・湿度50-70%、そこまで乾燥はしていなかったのですが、少し暑く出ないかもと話をしながら進みました。
ラインセンサスのようす
今回のメインはヘビですが道路にはたくさんの生き物がいます。ヘビ以外でも参加者の意向によって降りて撮影などすることも多々ありました。
何がいたのかな?
撮影しているのはカジカガエルで車内からガロアさんが見つけました。カエル以外にも虫なども車から見つけていたため、何度も降りて撮影をし全員が楽しんでいました。
途中、遊軍としてひとり生きものをさがしてくれるpöllö=ポッロさんから、ニホンマムシ2頭、モリアオガエル確保の連絡が入り、後半に予定の場所で落ち合う約束をする。
楽しい時間が続き時刻は8時半頃、気温は27℃まで落ち少し涼しいと感じたその時!
道路に現れたシロマダラ
最後の最後でいました! シロマダラです!
これには参加者、黒マンバ、ガロアさんも大興奮、そして見つかって良かったと安心をしていました。黒マンバがヘビを持ち、各々撮影をしたり少し触れてみたりして興味津々。
その後、シロマダラは安全な場所に行かせました。結局タカチホヘビだけ出て来なかったため、もしもヘビが何も見られなかったときのためにキープしたタカチホヘビを出し、木の枝に間違えやすい見た目や動きの遅さなどを説明することが出来ました。時間は少し過ぎてしまいましたが、参加者の方々も満足して頂けていたので大成功だったと思います!
今回は毎晩下見をpöllö=ポッロさんが念入りに行い、一番出る可能性が高いルートを考えてくれたため、結果、シロマダラを見ることが出来ました。
下見の重要性を改めて知ることが出来たとても良い観察会でした!!
(黒マンバ)
分 類 / 有鱗目 ナミヘビ科 マダラヘビ属
和 名 / シロマダラ
学 名 / Dinodon orientale
全 長 / 30-80cm
分 布 / 北海道〜九州と周辺の島(日本固有種)
分 類 / 有鱗目 タカチホヘビ科 タカチホヘビ属
和 名 / タカチホヘビ
学 名 / Achalinus spinalis
全 長 / 30-60cm
分 布 /里地~山地の地中や落ち葉の下など
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