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阿須山中探索その1

「阿須山中探索」の機会をつくり、モリマナメンバー4人でコジコジの案内のもと、初のフィールドに出かけてきました。

沢沿いを上るメンバーたち


ジメッとした沢を上りながら、鬱蒼とした森の中を進むメンバーたち。それぞれ好きな分野がちがうので、観察ポイントや歩くスピードもまちまち。もちろん小生はケモノ好きなので、気になるのがケモノのしわざ。


前を歩くガロアから、スギの球果食痕があると叫ぶ声。確認すると、真新しいムササビのしわざ。それにしても、雑な食べ方をするケモノだ・・・・・・。

ムササビの食痕(スギの球果)


沢沿い探察の次は、林道を探索。

林道脇には、ニホンイノシシがミミズなどを探すために掘った溝が長く続く。鼻で土をかき分け、フゴフゴと突進する姿が目に浮かび、ちょっと楽しい気分。

イノシシのしわざ(ミミズ探しトレンチ) 撮影ガロア


お昼も近づいてきたので、林道から脇道をおりて谷を下ると、ホンシュウジカの休み場やドロ擦り痕が見つかりました。ヌタ場も近くにあったので、ここを休息場にしていたヌシが、体の掃除をして過ごしていたのでしょう。

シカのドロ擦り痕 撮影ガロア


はじめて歩く阿須山中でしたが、そこそこケモノのしわざが目に付く楽しいフィールドなのかも。おそらく、ニホンアナグマやキツネの巣も見つかりそうだし、エコツアーの開催地にすると、おもしろいかも


pöllö=ポッロ


分 類 / 齧歯目(ネズミ目)リス科 ムササビ属

和 名 / ムササビ

学 名 / Petaurista leucogenys

頭胴長 / 27.2-48.5cm

尾 長 / 28-41.4cm

体 重 / 495-1250g

分 布 / 本州〜九州


分 類 / クジラ偶蹄目 シカ科 シカ属

和 名 / ホンシュウジカ(ニホンジカ)

学 名 / Cervus nippon centralis

体 長 / 90-200cm

肩 高 / 130-160cm

体 重 / 50-85kg

分 布 / 本州〜九州


分 類 / クジラ偶蹄目 イノシシ科 イノシシ属

和 名 / ニホンイノシシ(イノシシ)

学 名 / Sus scrofa leucomystax

体 長 / 100-170cm

肩 高 / 60-90cm

体 重 / 75-180kg

分 布 / 本州〜九州

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