どうも~! 両生類好きのアンフィーです!
いよいよ2月11日の
「飯能にくらすサンショウウオの生態を学ぼう! 産卵地の保全作業編」が開催一週間を切りました!
ということで、現地で行っている保全作業の一部を、またまた紹介します!
5日の日曜日、現地に集まって一緒に作業をしたのはpöllö=ポッロさん、黒マンバ先輩と蛇メタ師匠、以前から加わってくれているサンショウウオ好きの高校生O君。
まずはじめの作業は、pöllö=ポッロさん、黒マンバ先輩、蛇メタ師匠の3人とO君と僕の2人で分かれて、それぞれ
・①通路に橋をかける木材の準備
・②安全に作業するために、落枝などの障害物をどける作業
ここで、②の作業後の様子をお見せします。
太い幹は当日活用します
画像下半分のところです
この場所に、ある程度の深さの水たまりとトウキョウサンショウウオ(TKS)が産卵したり、隠れたりできる石や枝などを戻し、乾燥や堆積が進んだより下の段まで水が流れていくように、流れを変えるイメージです。
②が落ち着いたら、僕ら二人も①に合流して、いよいよ橋を架け始めます!
「ギーコギーコギーコ」
「トンットンットンッ」
静かな谷戸に、のこぎりやトンカチでせっせと作業をする音が響き渡ります。
手前と奥に2箇所見えています
長さをそろえた樹の幹を渡して固定し、地面との隙間を石や、土で埋めて安定させていきました。このような橋をかけたことで、これからモリマナが継続してこの場所で保全作業や調査を行いやすくなるし、何よりこの場所に来て下さる参加者に安心して歩いてもらえたら嬉しいです。
外でのんびりお昼休憩中←気持ちいいです(笑)
適度に休みを取りながら、午後は上の画像の活動拠点に上る坂が急なので、そこに階段を作ることに。
斜面を削り段差を作ったら、これまた木を切り揃え、雨が降っても崩れないようにします。ここで使う木材は全て、まわりに倒れていた倒木や枝を切ったり削ったりして調達しました。
細めの枝で作った杭がポイント
黒マンバ 「ダメだ・・・、もう手が上がらない・・・。」
僕もこの時、正直結構キテました(笑)。
蛇メタ師匠 「いや~もう立派な公園だねっ!」
pöllö=ポッロ 「そうだなぁ。やるなら本気だあ~!」
この場所は昔田んぼを作っていた場所です。田んぼのために芝刈りや、大きな木を切ったり、里山管理をしていた人々の大変さと、協力して何かを形にする楽しさをしみじみと感じました。最後に、TKS以外にもたくさんの生きもの(主に分解者)が集まってくれるように、たい肥場(落ち葉溜め)を作って作業を終えました。その様子がこちら。
みんなでやればあっという間です
11日には、TKSの生態を学ぶことはもちろん、里山の環境で作業をすることも楽しんで頂けると思います!
まだまだご参加お待ちしています。(お申し込みはこちら)
(おまけ)
この日もすだれモドキを作りました!
(アンフィー)
分類 / 有尾目 サンショウウオ科 サンショウウオ属
和名 / トウキョウサンショウウオ
学名 / Hynobius tokyoensis
全長 / 80-130mm
分布 / 本州(茨城県と群馬県を除く関東地方)の一部
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