『セローって何だろう、セロリ?』
素朴な疑問を投げかける父を横目に、商売道具のiPadに向かったがどうにも筆が進まず頭を抱えるブログデビュー・・・
初めまして! セローです!
この度、モリノマナビヤ新メンバーとして活動していくことになりました。
ブログでは先に姿をチラ見せしていますが、これから文章もちょくちょく書かせていただくことになるかと思います。よろしくお願いします!!!
ちなみにセローはカモシカの英名“serow”で、黒マンバ先輩に名付けていただきました。
私、セローについてはホーム画面下部のプロフィールを見ていただけると幸いです。
さて今回は、今年モリマナで取り組んでいる埼玉県西部のムササビ調査にポッロ、黒マンバ、セローの3人で行って参りました。
飯能から越生にかけて10以上の寺社を見て周り、ムササビのフィールドサインを多数確認。調査は順調です。
ムササビが冬芽を食べるために齧った枝(サクラ)
ムササビの食痕(シラカシ)
ムササビのフン
北側からすごい勢いで攻めているガロアチームの貢献もあり、かなりのムササビ分布の記録が集まってきました。どのような調査結果になるのか楽しみです。
今回、ムササビ調査がメインでしたが、他の生き物との出会いもたくさんありました。
以下、ポッロ大興奮のウシカメムシ、クロマツシミなど出会った生き物を紹介します。
どこから見てもカッコいいウシカメムシ
青く光る鱗粉が美しいクロマツシミ
擬死行動をとるマルクビツチハンミョウ
ツチハンミョウの仲間はカンタリジンという有毒の黄色い液体を出します。絶対に触らないようにしましょう。
黒マンバ「やっべえ、、、やっべえ、、、」
ポッロ「やっべえな、かっこいいな」
セロー「やっべえすね」
昆虫を前に感動を共有できる仲間がいるというのは嬉しいものです。
他にもヤモリがいたり、グケケ、グケケケとトウキョウダルマガエルが鳴いていたり春の訪れを感じる1日でした。
狙った生物との出会いも嬉しいですが、予期せぬ出会いがあるのもフィールドワークの魅力です。これから、この愉快なメンバーと皆さんに楽しく情報発信できると思うとわくわくしてきます。
(セロー)
分 類/げっし目(ネズミ目) リス科 ムササビ属
和 名/ムササビ
学 名/Petaurista leucogenys
頭胴長/27-48㎝
尾 長/28-41㎝
体 重/500-1300g
分 布/本州~九州
分 類 / カメムシ目 カメムシ科 ウシカメムシ属
和 名 / ウシカメムシ
学 名 / Alcimocoris japonensis
全 長 / 8-9mm
分 布 / 本州〜沖縄
分 類 / シミ目 シミ科 ヤマトシミ属
和 名 / クロマツシミ
学 名 / Ctenolepisma pinicola
全 長 / 10-15mm
分 布 / 日本各地
分 類 / コウチュウ目 ゴミムシダマシ上科 ツチハンミョウ科
和 名 / マルクビツチハンミョウ
学 名 / Meloe corvinus
全 長 / 9-27mm
分 布 / 北海道〜九州、朝鮮半島、中国大陸
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