top of page
記事: Blog2_Post
執筆者の写真アンフィー

今年最後の川ツアー閉幕。

秋の訪れをしみじみ感じるこの頃。

外も涼しくなってくる中、モリマナでは今年最後の川でのイベント、

川は遊びや生きものの学び場~名栗川リバーウォッチング~

を開催しました。


一度延期したこともあり、迎えた参加者は1組でしたが、pöllö=ポッロさんはかせアンフィーと元気で仲良しの3姉妹にお父さんお母さんで、のんびりと進めていきました。


川の地形や歩き方のコツ、注意事項などを説明しようとして、気づいたら子どもたちは川に入っていました(笑)。


「気合いは十分!」


そのままの勢いで、川を歩きながらお話をしたら、早速水の中の生きもの探しをしました。


川底の石をめくりながらガサガサするはかせとMちゃん


「やった〜!ヤゴ捕まえたよ〜!」


流石の3人、水の中にたくさんいる水生昆虫の中でも今回はヤゴ(トンボの幼虫)を見るのを楽しみにしてくれていたようです。


他にも生きものがいそうな落ち葉だまりや、中洲と川の際の水にかかる茂みをガサガサして捕まえたものは一度プールに移してじっくり観察しました。


いろんな種類がかなり速く集められました


「石の裏もみてみようよ!」


アンフィーが促すと、みんな一緒に


Aちゃん「本当だ〜!いっぱいいる!」

Rちゃん「うわ〜、ちょっと気持ち悪い〜」


石の表面、特に下に隙間がある石の裏側を這うように動き回るカゲロウやカワゲラ、トビケラ類をはじめとしたたくさんの生きものも思い思いに親しんでもらいました。


そして、今までも何度か登場している<モリマナ水質チャート>で、捕まえた生きものを照らし合わせながら、この場所を流れる水がきれいなんだということを、知ってもらい、その後はほっとお昼休憩で一息。


ときどき、用意した焚き火を囲んで川の音を聴きながら、のんびりと過ごしました。


3姉妹は焚き火の火が面白かったのか、持ってきてくれたあらゆるものを焼いて楽しんでいました(笑)。


ツアーの様子をドローンで撮影してもらいました(撮影:pöllö=ポッロさん)


その後はいよいよ、楽しみにしてくれていたという釣りです。


アンフィーが、竿を川の下流の向きに寝かせて前後に動かすピストン釣り>の方法を伝授していると、早速ヒット!


「おー!やったー!」


アンフィー自身も驚くほどのまさかの大物でした。


この勢いでみんなも釣るぞーと意気込んで、親子で頑張ってくれましたが、餌を変えても、場所を変えてもなかなか釣れません。


これはどうしたものか、粘ってもなかなか状況が変わらないので、急遽予定を変更して上流の方へ歩いてみることに。


大人の胸まで深さがあるところやとっても大きな岩、小さな魚がたくさんいる流れの緩やかなところなど、川の多様な環境を感じてもらえたかな。


釣りは残念でしたが、参加者みなさん、網の扱いが上手で、実は魚をすでにたくさん捕まえていたので、観察することはできました。


最後はもう一度焚き火を囲んで、ツアーは終了。真新しい胴長まで用意してくれた3姉妹は、元気とやる気マックスでこちらまで元気をもらいました。お父さんお母さんも自然に親しみながらゆっくりとした時間を過ごしていただけたツアーになったのならとても嬉しいです。


こんな感じでのんびりとした時間も楽しみました(ツアー後の様子)


私たちモリマナでは毎年、名栗川(入間川)でイベントを行っています。川の中や周りの生きものをじっくり観察しながら、のんびりとお昼を食べたり気持ちの良い時間を過ごしていただける内容です。

ご興味のある方はぜひ来年(次は5.6月あたりかな)チェックしてみてください!


(アンフィー)

閲覧数:174回

Comments


bottom of page