ここ数年、3月下旬ごろになるとスミレ類が気になり、仕事前に毎朝、近所をうろついています。
埼玉県には30種ほどのスミレ類が生育しているらしいので、全種観察を目指していますがまだ半分ほど。今年は何種増やせることやら。

飯能では低山地でよく目にするアオイスミレ
昨年はヒナスミレが「スミレはじめ」でしたが、今年はアオイスミレからSTART。アオイスミレは早咲きのスミレ類で、ほぼほぼ全国で観られます。

楚々としたヒナスミレ。飯能では山地の半日陰斜面で観られる
個人的には、育った街「八王子市の高尾山」でまっ先に咲き、春の訪れを教えてくれるスミレ類です。
和名の由来は、徳川家の家紋「葵(フタバアオイ)」の葉に似ているため。

アオイスミレの花の正面と側面
花の色は白から淡い藤色など変化が多く、全体に粗い毛が生えます。
ちょっとポヤっとした印象のスミレ類で、見つけると思わずニンマリとしてしまいます。
5月まではフィールドへ行くと、スミレ類ばかりに目が奪われてしまいそう。
分 類 / キントラノオ目 スミレ科 スミレ属
和 名 / アオイスミレ(葵菫)
学 名 / Viola hondoensis
花 期 / 3-5月
生活型 / 多年草
分 布 / 北海道〜九州
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