どうも~! 両生類好きのアンフィーですっ!
飯能での実習も終盤、例によってpöllö=ポッロさんと黒マンバ先輩がフィールドワークに連れていってくれました。
大変お待たせしました。ここで、前回の「アンフィーを探せ!2」の答え合わせ!
みなさんどうでしたか? 2回目は、かなり手前に写っていました。ドアップ写真もどうぞ!
途切れていても、太くて立派な背中線が目を引くトウキョウダルマガエル
写真ではわかりにくいかもしれませんが、この個体がかなりの大きさでした。
ここまで大きなトウキョウダルマガエルを見るのは初めてでした。僕の足に当たって、ずっしり重みを感じたのも納得です。
「おそらくメス(♀)かな?」
というのも、みなさんご存じでしたか?
カエルはオスよりもメスの方が大きいことがほとんどです。ひと個体を観て、雌雄の区別をつけることはまだできませんが、ここまで大きくなるのはメスだけだろうという推測はできます。例えば、繫殖期にオスがメスに抱き付く(包接する)様子からそれぞれの大きさの違いがよくわかります。
ヤマアカガエル(1枚目)とヌマガエル(2枚目)のペア。
オスのこの包接という行動は、メスのお腹を刺激して産卵を促すためだと考えられています。どちらの写真のメス(下の方)もオス(上の方)よりもひとまわり大きく、お腹がぷっくり膨らんでいて、きっと卵を持っているはずです。
さて、フィールドワークの舞台はやはり水辺!
ともなると両生類(アンフィー)に出会えるチャンスが...!!
この流れ。そうなんです!今回もやっちゃいます!!ということで、
「アンフィーを探せ!3」(この"アンフィー"は僕ではなく、両生類を指しています。)
フィールドワークで見つけて写真に収めたアンフィーをみなさんに探してもらうこの企画!
今回は豪華二本立て!!では、2枚続けてどうぞ!
1枚目。この種らしい動きをしていますね!
2枚目。同じ種が2匹写っています。片方はカメラ目線⁉
3回目はさらにレベルアップ!どちらも見つかったら、相当すごいです!今更なんですが、
「僕が映しているつもりの個体以外のアンフィーが気付かないところに写っていたらどうしよう~」
なんて心配が出てきました。基本的には1枚の写真収めているのはひと個体だけなのですが、もしかしたら同種の別個体、あるいは別種の個体が映り込んでいるかもしれません。
もし見つけたら、是非とも教えてほしいです。
次回の投稿でじっくり答え合わせをしたいと思います。頑張って見つけてください!それでは。お楽しみに!
(アンフィー)
分 類 / 無尾目 アカガエル科 トノサマガエル属
和 名 / トウキョウダルマガエル
学 名 / Pelophylax porosus porosus
体 長 / ♂39-75mm・♀43-87mm
分 布 / 本州(仙台平野、関東平野、新潟県中部・南部、長野県北部・中部)
分 類 / 無尾目 アカガエル科 アカガエル属
和 名 / ヤマアカガエル
学 名 / Rana ornativentris
体 長 / ♂40-60mm・♀40-90mm
分 布 / 本州、四国、九州、佐渡島
分 類 / 無尾目 ヌマガエル科 ヌマガエル属 国内移入種
和 名 / ヌマガエル
学 名 / Fejervarya kawamurai
体 長 / 29-54mm
分 布 / 静岡県以西の本州〜九州、奄美大島の各諸島(近年、関東地方など分布拡大中)
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