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記事: Blog2_Post

モリマナ2月! 自然・生きもの推し!

pöllö=ポッロ


田んぼのまわりで観察したさまざまなロゼット


冬の楽しみのひとつ、田んぼや畑のまわり、野原で観察することのできるロゼットたち。草花の種類によって形態はさまざまで、中には葉を、目が覚めるようなあざやかな色に染めるロゼットも見られます。pöllö=ポッロ2月の推しは、そんなロゼットたちです。


ロゼットとは、草花が葉を根際から放射状に広げた姿のことで、葉が重なり合い、バラの花を連想することからついた名称です。冬の寒い時期、草花は背を低くして寒風や乾燥を耐えつつ、太陽光を受けて少しずつ成長します。植物ってスゴいよね。



 

黒マンバ



雪かき中に食痕発見!


仕事で雪かきを始めようとしたとき、雪の上にはたくさんのサクラの冬芽食痕が!

ムササビが来ている証拠です。よく見ると写真に見える黒い点々は、冬芽の外側の芽鱗という部分、他にはフンも混じっていました。

黒マンバの推しは雪の上のフィールドサイン! 足跡以外に様々な物が見えやすく、フィールドサイン宝庫のようです!


雪と一緒にかいてしまわぬように道のサイドによけ、後でテイクアウト!

食痕だとわかってしまうと、雪と一緒に掃くのがもったいなく感じてしまいます……


黒マンバ


 

セロー



紀州のとある水族館で展示されているモンハナシャコ

昔から大好き!とにかくめっちゃカッコいい!!

(またもやフィールドで撮った写真でなくてすみません!)

セロー


 

蛇メタ師匠


どうしても、水を張ろうとしても水が染み込んでいってしまう水路をなんとかしよう‼ と知恵を働かせて「代掻き」している最中に現れたトウキョウサンショウウオ。もう活動してるのね。ヘビはまだまだ冬眠中。。。

(蛇メタ師匠)


 

はかせ


トゲアリ(Polyrhachis lamellidens)


アンフィー沢歩きをしているときのことです。アンフィーナガレタゴガエル、僕はイトヒキミジンアリタケをそれぞれ探していると、何やら見覚えのあるものがスギの幹にくっついていました。この赤み、そして禍々しいトゲ。これは間違いない、トゲアリの胸部です。


しかしなんとも哀愁漂う雰囲気。よくみると苔も生えていて、いい味出してます。

「これが侘(わ)びと寂(さび)か。」と自然の美しさに思い耽るはかせであった。


(はかせ)


 

アンフィー


今年も水辺にやってきた!


この時期がたまらなく楽しみになったのはいつからでしょう......


そう!トウキョウサンショウウオの恋(繁殖)の季節がやってきました!


さて、僕の推しはこの時期ならではのメスのお腹!

言うまでもなくを持っているので、

特徴であるお腹のしわ(肋条)がわからなくなるくらいのハリが、これまたかわいい!


もうひとつ面白いのが、同じ飯能市内でも産卵のタイミングがすこしずつ違うということ。

きっと河川流域地形などいろいろなことが関係しているのでしょう。


愛しTKS! 今年も勝手に応援しています!


アンフィー

 

ごぼう



網で採取してぐったり


今年もトウキョウサンショウウオの産卵地を整備する作業をする季節になりました。ということで今回は作業の中でお会いすることが多いホトケドジョウ(Lefua echigonia)について紹介します。

 

ホトケドジョウは丘陵地帯細流水田を好む里地の魚です。そのためトウキョウサンショウウオの産卵地に住んでいることも多いです。

 

僕の推しポイントは若い個体の桃色のお腹と無表情な目です。網の中でやる気のなさそうな顔でぐったりしている姿は癒されます。


ごぼう

 

こゆき


雪が溶けたら春になる


私の2月の推しは梅の蕾です! 今月は埼玉県で雪がふり、周りの木々が雪化粧をしていて真冬だな〜と思いました。しかし、よく見ると梅の木には蕾が!


節分が終わると暦の上では春になります。でもでも、2月はまだ寒い! 春の温かさが恋しいのは、梅の蕾も同じようです。日本の春といえばの花でお花見する方が多いと思います。その中の梅の花は一番早く関東では2月〜3月頃開花します。梅の花言葉に「忍耐」という言葉がありますが、寒い中美しく咲いている様子が由来だと言われています。この蕾が顔を見せてくれるのが楽しみです! みなさんもゆっくりと春になるのを見て楽しんでみてください!

こゆき


 

タビー


私の今月の推しは「コウヤボウキの綿毛」です。


みなさん、このふわふわの植物を見かけたことはありませんか? この植物はコウヤボウキという花の綿毛です。里山や山地の林内や日当たりの良い乾いた崖地でよく見られ、高さは60〜100センチほどです。花は9月から10月にかけて咲きます。


こちらの写真は、宿泊ツアーの下見に行った際に撮影しました♪ 太陽の光にあたり、輝く綿毛がお気に入りの一枚です! みなさんも見かけた際はふわふわの綿毛を撮影してみてください!


タビー


 

ツキ



私の今月の推しは、溶けかけの雪です𓂃𓈒 ❅

2月5日に雪降りましたね。よし、遊ぶぞ! と言いたかったのですが、私はあいにく足を怪我してしまいまして、松葉杖なので外に出れませんでしたт_т

東京じゃあまり雪が積もらないので雪が降るとやはり、テンションが上がってしまいます。


ところで


雪が降るといえば、今回の雪で1つ疑問に思った事がありました。それは、融雪剤の仕組みです。私の考察では温かい温度を持っている特殊な石や鉱物を先に撒いておくことで積もる前に溶けるという考えです。


さて、答え合わせといきましょう。


すばりその仕組みとは、実はそこまで難しいものではなく融雪剤の成分は、塩として知られている塩化ナトリウムや、塩化マグネシウムです。一度は聞いたことありますよね。融雪剤として地面に撒いた塩化ナトリウムや、塩化マグネシウムが溶けて混ざった雪は純粋な水と比べて不純物が入っているので零度以下の一定の温度にならないと氷にならないのです。

なので、私が住んでいる東京のような、比較的温かい場所では零度を下回ることはあまりないので大活躍するわけです!


そして、極寒すぎる東北地方の冬は、零度を下回るのが当たり前なので融雪剤は意味を成さないというわけです…。


雪が降っているのに中々積もらないのも気温や地面の温度が関係しているのです。気温や地面の温度が低くなればなるほど積もりやすくなります。積もってほしいのにそもそもここ極寒じゃないからむりじゃないか(泣)!!!!


まぁ、私の嘆きは置いておいて、雪は四季を彩るものの一つです。見られる時期が限られているものなので是非皆さんも雪が降ったら、1枚思い出として写真を撮ってみてはいかがでしょう。


ツキ


 

ももたろう



僕の今月の推しはコミヤマカタバミという小さい三葉のクローバーです!

よく街路樹や植木色々な所に生えていて可愛らしいですよね〜

(一部のアジアやヨーロッパに自生)

突然ですが、この可愛らしいコミヤマカタバミなんと食べれちゃいます‼ ヨーロッパでは、野菜として扱われており栽培されている所もあるそうです。この植物の特徴としてシュウ酸が含まれているので食べ過ぎには注意が必要

ただ、酸味がありサラダに入れるといいアクセントとなるので大活躍間違いなし!

ぜひ食べてみてください(^^)/



(ももたろう)

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