pöllö=ポッロ
ヒマワリ(Helianthus annuus)のタネ
9月に入り、梅雨明けの時期から観察していたヒマワリが、タネを実らせました。集合体が苦手な方にはエグいかもしれませんが、この螺旋状に並んだタネが小生の9月の推しです。何が推しなのか……それは、ヒマワリの螺旋に隠されたフィボナッチ数列。
フィボナッチ数列とは、1.1.2.3.5.8.13.21.34.55.89.144……と、前2つの数を足すと次の数になる数列のこと。ヒマワリの螺旋の列数を左回りと右回りを数えると、フィボナッチ数列の数が当てはまるのです。ヒマワリの螺旋の列数には一定の法則があり、左回り21列に対して右周り34列、左回り34列に対して右周り55列、左回り55列に対して右周り89列と、概ねこの3つの法則が当てはまります。まぁ実際には少しのズレがあったりもしますが。ヒマワリのタネを見かけたら、自然界に隠された数学を見つけてみてください。
黒マンバ
ウラギンシジミ(Curetis acuta)のオス
ウラギンシジミ(Curetis acuta)の幼虫を採集して数週間、なんと羽化をしてくれました! とても元気で飛び回る様子に黒マンバはホッと一息。
愛着の湧いたウラギンシジミ(Curetis acuta)を推し推し~
表面の色だけで、ウラギンシジミは雌雄がわかります。写真のオレンジのような色はオス、メスは銀色になります。
ウラギンシジミ(Curetis acuta)は成虫越冬なので、この姿で寒い冬を越します。夜にライトを持って歩いていると、銀色の羽が葉っぱの上で輝くかも⁉
(黒マンバ)
セロー
アマガエル
今月は佇まいが様になっていた、このアマガエルを推すことにしました。
カエル好きのアンフィーのお株を奪うようで悩みました。
(セロー)
蛇メタ師匠
本州のヘビで1番好きなヘビ「ニホンマムシ」です。もちろん、動物愛管法で特定動物に指定されてますので、持ち帰り飼育なんてのは許可がないとできません。皆様は真似しない様に!!この後は、もちろんリリースしました。
(蛇メタ師匠)
はかせ
クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)の中齢幼虫
普段、家で見かける機会の多いクロゴキブリですが、幼虫は孵化してから3回ほど脱皮すると赤っぽくなってきます。すでに、触角の美しさや尾肢(お尻のツノみたいなもの)が丸っこくてかわいいのですが、クロじゃない時期だからこその推しポイントがあります。
それは、胸部の模様です。特に前胸の模様がたまらなくかっこいい。ぜひ、写真を拡大して見てもらいたいです。この成長段階だからこそ映える、美しい模様です。遠目から見るとただのゴキブリかも知れませんが、一歩近づいてみると、新たな魅力に気付けるかも知れません。
(はかせ)
アンフィー
さあ、鳴く虫はど~こだ?
見つかりましたか?
これは、ある公園の日当たりの良い、背の低い草地で見つけたササキリのなかま。
「見つけた」というよりも、「聞こえてきた!」その声が推しです!
翅を入れても3cm程度の大きさですが、小さなキリギリスのなかまで
割と大きな音で「ジリリリ、ジリリリ、、」と鳴きます。
小さな体から奏でられるその「音」に、引き寄せられずにはいられませんでした。
(今日はカエルはお休み笑)
※10月7日に鳴く虫のイベントを開催します。
ご興味のある方はぜひ、下記をチェックしてください!
昼編はこちら
夜編はこちら
(アンフィー)
Comments