pöllö=ポッロ
道ばたに生えたつくし(スギナ)
今年、モリマナイベントのテーマにしている「食学」。その準備もあり、近所でハルジオンやコウゾリナ、キュウリグサなど、人里の食べられる雑草たちを観察していると、3月4日、今年初のつくしを発見。pöllö=ポッロの今月の推しは、そんな春の使者つくしです。
つくしは原始的なシダ植物のなかまで、開けた明るい野原などに群生します。和名はスギナ(Equisetum arvense)といいますが、胞子をつくるための茎のことを、つくしと呼びます。このつくしが枯れるころ、光合成をするための緑色の栄養茎が伸びます。言わずもがなですが、つくしは春の山菜としても有名で、節々にあるハカマ(鞘)を取り除いて調理すると、ほろ苦い春の味覚を楽しむことができます。
黒マンバ
藪の中にポツンとあるイノシシの休場
pöllö=ポッロさんが見つけたイノシシの休場!? イノシシが巣を作ることに驚きです!
器用なイノシシは、まわりにあるイネ科植物を巧みに使ってドーム上の巣穴を作り、雨風をしのげる場所として使います。イノシシは器用でありつつ、臆病で警戒心が強く、さらにキレイ好きという部分も見られるため、意外と繊細なところにも驚かせれます。
巣穴の見た目はまるでコビトの世界への入口のよう、ファンタジーを感じてしまいます……
(黒マンバ)
セロー
スケッチツアーでお世話になったヒノキぼっくり。ヒノキの球果ですね。
ええ、モリマナブログ3回連続の登場になります。使い回し写真で申し訳ない・・・
なんと言っても、描いてて面白い。毎回手に取って描いてしまいます。
マツぼっくりやスギぼっくりほど複雑でなく、かつ緻密な構造に惹かれます。
(セロー)
蛇メタ師匠
都会の、とりわけ自然を見渡しても緑なんか見られない場所に、、、シダ植物が。こんな大都会の中でも健気ながら、強く生きるシダ植物の一種、こういう隙間的に生きる生物って大好きです。
(蛇メタ師匠)
はかせ
ヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)の卵鞘〈らんしょう〉
樹皮にくっつく謎の物体。左側がギザギザしていて割れたところからは中の様子が見れます。これはヤマトゴキブリの卵鞘(卵が入っていた入れ物)です。ヤマトゴキブリは森林に生息するゴキブリで、樹皮の隙間に卵鞘を産み付けることが多いです。
もうすでに孵化した様子で中にはいませんでしたが、卵鞘の周りは土のようなものでコーティングされており、卵鞘が見つかりにくい工夫がされています。愛が伝わりますね。
だんだんと暖かい気温になってきて、昆虫たちも動き始めています。もちろんゴキブリも。
(はかせ)
アンフィー
ぷるぷるの卵塊
「出来立てのヌマブドウはいかが?」
今月は飯能市各地の池や沼、湿地などの止水に、写真のような風景が見られました。
そう、ヤマアカガエルの卵(卵塊)です!
このブログがあがる頃には、この写真の場所も時間が経ち、数百・数千の卵の塊が崩れたり、藻が張って緑になってきたりします。
それでも産みたてや水を吸い切ってすぐのは、タピオカや海ぶどうに例えられるくらい美しくておいしそう⁉
残念ながら食べられませんが、僕にとっては推さずにはいられない山の幸です!
みなさんは見られましたか?
(アンフィー)
ごぼう
3月に近づくとヤリタナゴ(Tanakia lanceolata)に変化が見られます。ヤリタナゴはコイ科アブラボテ属に属する淡水魚で埼玉県の在来種です。ヤリタナゴのオスは3月から8月の産卵期になると婚姻色という産卵期特有の体色が現れます。体色が濃くなり特に尻鰭や胸鰭の周辺が赤くなります。またメスは産卵管という卵を産むための管が伸びてきます。ヤリタナゴを含むタナゴ亜科の淡水魚はこの産卵管を淡水性の二枚貝に差し込み、二枚貝のえらに卵を産み付けます。
貝の中に産卵するなんて不思議な魚と感じるかもしれませんが、硬いからの中なら捕食者から狙われることもないので安全かもしれません…
(ごぼう)
こゆき
ミチタネツケバナ
3月の推しは埼玉県飯能市の天覧山で見つけた、ミチタネツケバナです。
春が始まり、お昼頃は温かい日が増えて、小さな花もちらほら見え始めました!
ミチタネツケバナは白い小さなお花がとてもかわいい!そして何より、
花の周りにあるまっすぐ伸びた果実!
まっすぐとおひさまに向かって手を伸ばしているみたいでほっこりしました!
いよいよ春が来たなって感じがします!
春は出会いと別れの季節。花粉症もすごいですが、冬の厳しさから解放される季節です!
ゆったり、おひさまを浴びながら春のお散歩をしてみるのもいいかもしれませんね!
(こゆき)
タビー
私の今月の推しはオオアラセイトウです。
桜よりも少し早い時期に花を咲かせます。
まさに春を先取りしていますね!紫の花が、暖かい春を呼んでいる感覚になります。
また、花の形が、大根の花に似ていることから「ハナダイコン」とも呼ばれています。
まだまだ夜は冷えますが、日中暖かい時間に見かけたらぜひ観察してみてください。
(タビー)
ツキ
私の今月の推しはウメです!!
今の時期は色々なウメの花が咲いていて色とりどりで可愛いです。その中でもこの色が1番好きで推しに選ばせていただきました。
ウメはバラ科のサクラ属です。
私は梅干しが好きなのですが、梅干しに含まれる植物性乳酸菌は腸内環境を整えてくれたり、抗アレルギー効果などがあります!!すごく体にいい食べ物です。
そして、1日梅干しひとつを目安に食べることでカルシウムが体内に定着しやすくなるらしいです。
是非みなさんも食べ過ぎには注意ですが、梅干し!食べていきましょう!!!!!
(ツキ)
ももたろう
3月の推しは、見つけられると『運気の上がる』と言われている幸運の虫、ナナホシテントウです!
ナナホシテントウは早春から見ることができ、赤をベースにした体に7つの黒い点が特徴‼︎🤩
食性は、小さくて可愛い見た目とは裏腹に肉食で、成虫になると生涯アブラムシ(害虫)を食べます。
昔から害虫を食べてくれる益虫と呼ばれており
ナナホシテントウが、見つかると豊作になるそうで幸運の虫として扱われるようになりました。
皆さんも外に出た時運気を探しに行くのもいいかもしれないですね〜。
*ただ似てる種類がいるので、しっかり観察することをお勧めします‼︎
(ももたろう)
Commentaires