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記事: Blog2_Post

モリマナ11月! 自然・生きもの推し!


pöllö=ポッロ


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青いアオハダ(左)と黄色いキハダ(右)


一目で和名の由来を合点することがあります。それが、モチノキ科のアオハダIlex macropodaと、ミカン科のキハダPhellodendron amurenseです。アオハダは爪で樹皮の薄皮をこすると青い(緑色)内皮が現れ、キハダは樹皮をはがすと黄色い内皮が現れます。


アオハダは、山地の林内で見られます。モチノキと同様に、昔は粘液力の強い鳥黐を採っていましたキハダは、主に山地の沢沿いなどで見られます。葉の縁に油点があり、葉をちぎるとミカン科植物らしい香りがわずかにします。11月は、この2種が推しです。




黒マンバ


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アオジシ谷でヒラタケが生えてました~


アオジシ谷で倒れていたコナラの木から立派なキノコが生えました。ヒラタケというキノコで、食べられるキノコの一種、スーパーなどでも販売されています。


大きいとよくわかる裏側のヒダヒダですが、さわりごごちが良く、ついつい触ってしまいます。このヒダヒダはキノコの子ども、「胞子」が中にしまわれており、これが落ちたり、風で運ばれたりすることで、子どもたちを遠くに飛ばしています。

でも、なんでヒダヒダなのか……それは、たくさんの凹凸を作ることで、表面積を広くしてしてたくさんの胞子をしまうためと言われています。


バター塩でいただきましたが、味はしっかりキノコで、美味しかったです。炒めている最中、香りがとても良く食欲をそそりました。天然だったから香りが強かったのかな。

秋も終わりですが、秋の味覚を堪能させていただきました。


黒マンバ



セロー


お休み。

セロー



蛇メタ師匠


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随分とお久しぶりです。今年に入って色々バタバタしており、なんとまぁ、今北海道に移住と言うより帰郷しました。


写真は、11月の屈斜路(くっしゃろ)湖を美幌(びほろ)峠から展望しています。白く見えるのは溶け残った雪です。ここはもちろんエゾヒグマやエゾシカの生息地で、冬になるとワタリガラスも観察できるポイントです。ここに来ると、「帰ってきたんだな」と思える絶景ポイントです。

(蛇メタ師匠)



はかせ

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コシビロダンゴムシのなかま


最近ダンゴムシの調査に参加させてもらう機会があり、都市部のダンゴムシを観察していました。多くはオカダンゴムシという家の周辺でも見られる種類でしたが、コシビロダンゴムシという種類も発見しました。


問題はそのコシビロダンゴムシが、トウキョウコシビロダンゴムシセグロコシビロダンゴムシのどちらなのか。色でもある程度みわけることができるようですが、調査としては曖昧な結果になってしまうため、正確な同定方法がないかと調べると・・・。


どうやらnoduli lateralesという、コシビロダンゴムシの殻の甲羅に生える特殊な毛で同定が可能ということでした。どうやら、第一胸節から第四胸節のnoduli lateralesが一直線にあるように見えるので、セグロコシビロダンゴムシっぽいかな? 正直よく分かりません。こればっかりは数をこなしていくしかないね。


(はかせ)



アンフィー


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朱く色づくカエデ(のなかま)


「うわっ、眩しい!!」と目がちかちかするほど鮮やかに色づいたカエデが今月の推しです。


カエデのなかまの美しさは古来より親しまれているので、言葉で何が良いだとか説明するより、遺伝子が喜んでいる感じです。今や品種改良種や海外種も数多く、もっと勉強してこの種類がお気に入りというのを見つけてみたいものです。皆さんにはありますか?


さて、紅葉(黄葉)の仕組みを調べてみると、葉の色が変わるのを表現するのに的確なのは、「色づく」より「色落ちる」なのかな~と屁理屈をこねかけたところで、やっぱりものの言い方には「風情が要ると自己完結しました(笑)。


紅葉のように皆様の暮らしにも「色づき」が訪れますように。


アンフィー



タビー


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ひらけた散歩道を歩いているとき、風に揺れる島寒菊(シマカンギク)を見つけました!

朝の冷たい空気の中で、明るい花をしっかりと咲かせていて、

たくましさ可愛らしさに思わず眺めてしまいました(´∀`)


島寒菊は日当たりのよい草地や道ばた、

斜面などに自生する野菊で、強い風にも負けずにしっかり根を張って咲く植物です。

見つけるとぱっと景色が明るくなるような存在で、出会えると嬉しくなります。

晩秋から初冬にかけて花が見られるため、冬を知らせてくれる植物でもあります。


同じ野菊でも、地域によって色味や咲く時期に少し違いがあって、そうした自然のゆらぎが素敵に感じました。

また出会えたらいいなと思います(´˘`) ❀


分類:キク科キク属

和名:シマカンギク(島寒菊)

学名:Chrysanthemum boreale

特徴:草丈30〜60cmほどの多年草。鮮やかな黄色の頭花を晩秋〜初冬に咲かせる。

分布:本州〜九州の草地・道ばた、朝鮮半島、中国東北部


タビー



ももたろう


熟れたスズメウリ(無毒) (Zehneria japonica)
熟れたスズメウリ(無毒) (Zehneria japonica)

小さく科植物

熟れると白くなり見た目や大きさが、の卵に似ていることからスズメウリと名付けられたらしい。

ビー玉サイズで、コロコロしており無心で集めたくなる可愛さをもっている。魅力的だ


園芸種のオキナワスズメウリ(有毒)とは、違いシンプルなのでアレンジしやすく個性が出しやすい。また、ドライフラワーや手芸にも多く使われるので、チャレンジして作ってみたいものです。


に向けたクラフトツアーを12月21日 (土)メッツァビレッジで行います!

そこでスズメウリを使う予定ですので、是非来てください!


ももたろう)



ガロリアス


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今回の推し生き物、紹介するのはミヤマカミキリです。

大型のカミキリで、胸部にシワがあるのが特徴です。夜行性で、クヌギやコナラなどの樹液を食料としています。

オスは触覚が体長より長く、メスは体長よりも短いです。大型なだけあって、かなり力強く、軽く指で押さえようとした程度では、簡単に抜け出します。


捕獲すると、「ギーギー」といった警戒音を鳴らします。これは、胸部と腹部を擦り合わせた摩擦によって鳴っています。

今は季節が外れてしまっているので見ることはできませんが、非常にかっこいい虫なので、来年ぜひ探してみてください。


(ガロリアス)



クレッピー


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高尾山付近で見つけた巨大ミミズ!


今回の推し生き物、紹介するのはミミズです! この個体は高尾山の途中の川が流れてる横の砂利道をはっているところを 見つけました。ものすごい大きかったです! なんと約60cmぐらい。 ミミズがこんなにも大きくなることを知れて興味深いです。寒い時期に何故地面に出てきたのか不思議ですね。

(クレッピ―)






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