top of page
記事: Blog2_Post

メッツァ×モリマナ でツアー開催! 夜のセミの羽化観察

8月6日飯能市にあるメッツァさんと共催でセミの羽化観察イベントを行いました。

「【夏休みの自由研究お助け隊】昆虫ざんまいDAY!&NIGHTウォークでセミはかせ!」メッツァさんの協力のもと、このイベントはメッツァビレッジの普段は入れない時間、場所で開催させていただきました。


参加者は16名、スタッフはメッツァさんからは2名、モリマナからは6名とpöllö=ポッロさん、はかせ、アンフィー、黒マンバ、そして今回助っ人で学生のTさん、Oさんの2人にも参加して頂きました。


室内で挨拶、自己紹介を行いpöllö=ポッロさんのセミの説明からスタート

セミとはどのような生きものか説明


pöllö=ポッロさん「セミはどの虫のなかま?」

子どもたち「カメムシ‼」

この後もpöllö=ポッロさんの出す問題に全問正解、子どもたちの中に昆虫はかせが何名かいるようです!


続いては、はかせのセミ採集のコツの説明。

網の持ち方の説明をしつつ、この後セミの抜け殻を使い標本づくりをするため、いっぱい持っていくようにとも伝えました。

1人1本網、入れ物をもって準備万端、外に出て出発します!


セミの抜け殻探しスタート!


外に出ると夕暮れ時でヒグラシも鳴いており、とても居心地が良い場所。今回向かう採集地は、予約しないと入ることができないテントが立った広場です。

セミの抜け殻が多く、皆さんはたくさんの抜け殻を発見していました。


探していると、

子ども「セミが羽化してる!

驚き! もうセミが羽化をしていましたのです……「この穴から出てきたのかな」と子どもたちと話しながらセミを見守ります。

16名が各々生きものを探していますので、はかせ学生のTさん、Oさんには参加者と寄り添ってもらいました。抜け殻をとりつくしたタイミングで次の場所へ移動です。


続いて訪れたのはトチノキが並ぶ入口のところ

トチノキの精霊に見守られながらセミ探し


セミの成虫が近くにいたため、子どもたちは網で成虫採集! 1人1匹以上アブラゼミやニイニイゼミなどの成虫を捕まえていました。もちろんセミの抜け殻もいっぱいとりました!


日中のフィールドのセミを楽しんだ後は、室内で標本づくりです!

pöllö=ポッロさん、アンフィーに集めてもらった抜け殻を事前にお湯でふやかし脚(あし)や触角など成形しやすいようにしています。


机には道具がいっぱい、標本の準備万端です


席について説明後、標本づくり開始!

最初に抜け殻で見分ける種類の違いを説明して、自分で捕まえたミンミンゼミやアブラゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミの内、好きな抜け殻を選んで標本にしてもらいました。


親子で共同作業! まるで職人のようです


みんな、集中して標本に取り組みスタッフとお家の方は助言や手助けをしていました。

そして数十分後、「できたー」「次やるー」の声が聞こえてきます。


最終的にみんな完成! 1人2つ以上標本をつくることができていました。

完成後、pöllö=ポッロさん、アンフィー抜け殻の乾燥を任せ、また外に出て羽化観察や夜の生きもの探しです。



あたりは真っ暗、セミの鳴き声も落ち着き、ライトがなければ周りが見えなくなります。

はかせ学生のTさん、Oさん、参加者、黒マンバで移動! 夜のメッツァビレッジは普段は入れませんので、ウキウキ、ワクワクで生きもの探し開始です。


夜の観察では羽化後の翅を乾燥させている姿を見ることができました。体も白いため、かなり目立ちます。他にもヒガシキリギリスやカマキリなど発見していました!

日中と同じルートのため、暗くなった時の違いも楽しんでもらいつつ、夜のフィールドワークも終了です。

出来たよー!


部屋に戻ると標本は乾燥しており、標本づくりに必要なラベルをピンに刺して完成! みんなとても上手に作れていて、「夏休みの自由研究にだす~」との声もありました。


出口の方まで参加者を見送りましたが、最後まで子どもも大人も元気で楽しそう、別れを惜しみつつ解散。

モリマナ初のメッツァビレッジでの夜のセミの羽化観察ツアーは無事終了しました。


(黒マンバ)

閲覧数:264回
bottom of page