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クモの網にかかった枯れ葉を覗くと

クモの網にかかった枯れ葉(矢印)


アオジシ谷の入口で、クモの網にかかった枯れ葉をみつけました。低木の間に、不規則に張られた小さなクモの網。これは、ニホンヒメグモの網です。


枯れ葉に身を忍ばすニホンヒメグモ


ニホンヒメグモの網は、きれいな円形ではありません。いろいろな方向に糸を張った、迷網と呼ばれる不規則な網をつくり、その下にシート状の網を張ります。


迷網に粘着性はありませんが、不規則に張られた網にぶつかった虫がシート状の網に落ちて、それを獲物にするのです。


ニホンヒメグモと2つの丸い卵嚢


そして、ニホンヒメグモのメスは成長すると、網に枯れ葉などを吊るして、そこに卵嚢を産み付けます。


小さな体で、くらしや成長に合わせて身のまわりを変える……そう思うと、枯れ葉の間のわずかな空間が、ひとつの小さな家のように見えてきます。



分 類 / クモ目 ヒメグモ科 ニホンヒメグモ属

和 名 / ニホンヒメグモ(ヒメグモ)

学 名 / Nihonhimea japonica

体 長 / ♀3-5mm ♂2-3mm

分 布 / 北海道〜九州・南西諸島

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