2月19日エコツアー終了! 参加者はお父さん1人と、両生類好きのTくん、Kくんの3名、このトウキョウサンショウウオエコツアーにリピート頂いている方々です!
今回のスタッフも前回に引き続きpöllö=ポッロ、蛇メタ師匠、黒マンバ、アンフィーの面々。
現地に集まり、椅子に座ってエコツアースタートです!
まずは水場の状況の確認、12日の活動では、どのようなことを行ったのか説明をしました。
全体を見て確認です
そして、注意事項! 実は数日前下見をした際に、pöllö=ポッロさんがトウキョウサンショウウオの成体を発見しました。もう水辺に来ていたのです!
もしかしたら、木の下や落ち葉の下にいるかもしれないので、とにかく足元には気を付けつつ保全活動開始‼
行ったのはこの段、水が少しあふれていましたが、ほとんどが沢へ流れている場所なので、こちらもどうにかして、水場を作り、下の段へと流したいところです。
動画では木を集め水が出ないよう壁を作ったり、先に水路を掘っています!
すると! 作業中に……
発見時のイメージ写真!
pöllö=ポッロさん「あ、いた!」
なんと、トウキョウサンショウウオの成体を発見!
まさかの発見に皆さん大興奮! TくんKくんも興味津々でそのまま観察と撮影タイムです!
トウキョウサンショウウオ撮影タイム!
どんな写真が撮れたか確認中~
作業中のところに戻すと、誤って踏んでしまうこともあるので、
上流の水場に逃がします。
産卵頑張ってくれ!
トウキョウサンショウウオに元気をもらい昼ご飯の後、再び開始!
だいぶ水もたまりましたので、その後は水が出ないよう壁を補強して、全体的に同じ深さになるよう掘りました。
タイムラプスで見ると、後半は徐々に水が溜まっていく様子がわかります。
今後はこの下の段も整備して、産卵のしやすい環境を作る予定ですが! くしくもエコツアーはここで終了です!
土を掘ったり、壁を補強するための木を運んだりと、少しハードな活動となっていましたが、お父さんやTくん、Kくんも一日楽しんで頂き一安心!
今年の4月15日は産卵後、水場にある卵のカウントをするツアーを企画していますので、気になる方は是非ともそちらに、お申し込み頂ければと思います!
今回のエコツアーのおかげで、産卵がしやすくなるため、トウキョウサンショウウオも喜んでいるはずです! 参加者の皆さま、ありがとうございました!
(黒マンバ)
分類 / 有尾目 サンショウウオ科 サンショウウオ属 和名 / トウキョウサンショウウオ 学名 / Hynobius tokyoensis 全長 / 80-130mm 分布 / 本州(茨城県と群馬県を除く関東地方)
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