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身近なミステリー!? ミミズツアー報告ブログ

更新日:2 時間前

去年の末にモリマナメンバーとツアーについて会議をしていました。これまで内容や、2026年はどんなものを行いたいかなど。その中で、新ツアーについて考えていたとき、ふと思いつきました。いや、というよりもずっと主役にしたかった生きものがいました。それがミミズです。


ということで、4月26日(土)『ミステリアスなはたらきものミミズを観察しよう!』を開催しました。とってもうれしいことに参加者6名もきてくれました。ミミズに興味があるひとがこんなにもいるとは・・・。うれしい。早速ツアーの様子を見ていきましょう。



今回は僕(はかせ)と新進気鋭ガロア好きのガロリアスがスタッフです。


まずはじめに、ミミズとはどんな生きものなのか? ミミズの標本と冊子を見ながら説明していきました。ミミズの体はただの紐状に見えますが、よーく見ていくと背中や腹、帯や口など、さまざまな形態を発見することができました!


ミミズツアーで配った冊子


次は、ミミズ探し!

みんなで協力して、ミミズを探していきます。ミミズは日陰の湿った土を好みます。さらに糞塊(つぶつぶフン)やトンネルが目印です。とにかく土を掘っていき、次々に捕まえていきます。


一心不乱に土を掘ってミミズゲット!


昼食を食べながら、ミミズの不思議な生態やかっこいい種類などなど、ミミズトークで大盛り上がり! その後は、朽木をくずしながら、朽ち木の中にいるミミズを捕まえていきました。


合計でミミズが30匹以上になったくらいで、テントに集合! 

捕まえたミミズたちは、環帯(ミミズの先端側にある帯)を見ながら成体と幼体に分けていきます。小さなミミズに参加者たちも苦戦しながらも、ばっちり分けることができました。


ミミズを観察する様子


ミミズの種類を判別するためには、雄性孔・雌性孔・性徴という外部形態の位置や形が必要になります。(内臓など内部形態を見るのがより正確です。)観察しやすくするために、成体のミミズをエタノールにつけて、麻酔にかけます。


成体が麻酔にかかっている間に、幼体ミミズの動きに注目してみると、伸びて縮む動きをしていました。実はミミズには、剛毛が生えていてそれを引っ掛けることで、体と同じ大きさのトンネルを移動することができます。


麻酔にかかったミミズをルーペを使って観察していきますが・・・。なかなか難しく同定をすることはできませんでした。しかし、ミミズを細かいところまで観察できたことに満足してくれていました。



今回のツアーでは、ミミズの捕まえ方やくらし、種類の判別までチャレンジしました。途中思わぬ出会いもあったり、ミミズだけの濃厚な4時間を参加者と過ごすことがで来ました。


参加者からは「身近な存在だったけど全く知らなかったミミズを知れてよかった。」「わかっていないことが多く、まだ研究の進んでいないミミズに興味が出てきた。」という感想をいただきました。


改めてツアーを通して、ミミズのポテンシャルに気づくことができました。普段身近にいるミミズですが、日本にどのくらいの種類がいるのか、どのようなくらしをしているのか分かっていないことが多いです。だからこそ未知な部分を楽しんで考えてもらえたらうれしいです。


次のミミズツアーでは、さらにミミズの未知に迫っていくので、乞うご期待!

(はかせ)

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