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記事: Blog2_Post

蛇メタ師匠降臨

5月1日と8日はヘビのエコツアーでした。


ヘビと言えば……


私、蛇メタ師匠の出番でございます!!!


5月1日は残念なことに、気温も上がらず雨予報。

当初の予定では、「座学→フィールド」の準備でしたが、雨が降る前にフィールドへ行こう!! となりまして、順序を変えての開催。

やはりというか何というか、こういう天気だと、ヘビの観察は極めて難しいもんです。

もちろん成果ゼロ……。


気を取り直しての座学。

小さいパソコンの画面を見ながら、雨宿りをしつつ行いました。

最初は「ヘビが苦手」とおっしゃっていた参加者の方も、最後には「ヘビはカワイイ」という感想を聞くことができて、ヘビは居らずとも達成感は半端ない感じでした。


そして昨日の8日。気温は、朝の8時頃で20℃。


これは望み有り!!


ただ気になったのは、木の枝が揺れるくらいの風が吹いていたこと。

でも、この風も徐々に収まり、こちらのモチベーションも徐々に……


アップ!!


今回も「フィールド→座学」でやってみようとなりまして、博物館より北北東の方位へ歩き出しました。

この辺って、前から気になる場所がありまして、とりあえずそこへ向かい、参加者の方には、


「ヘビにとってはこの辺って白金台です」


なんてことを説明していると、pöllö=ポッロ氏が……


「いたぁぁぁ」


手を出すのも気が引けるくらいの、ヤマカガシのメスの大型個体!!


えぇっと、その時の記憶が若干飛んでいるのですが、気づいた時には、両手にしっかりその子がおりました。

ヤマカガシに群がる参加者とウロコを数える蛇メタ師匠


早速ウロコを数え始めると……


「胴体中央における体鱗列数19!!!」


もう完全にクセです。

もちろん皆さま、真似しちゃダメですよ。

マジマジとこのヤマカガシの観察を終え、その場でリリース。


さらに道を進み、開けた場所へ。

またお得意の


「ヘビにとっては、ここは田園調布でして」


という例えをしつつ、振り返るとまたもや私の記憶が一瞬飛んでしまう。

気付くとその手にはしっかりアオダイショウが。

アオダイショウのウロコを数える蛇メタ師匠


しかも、またウロコを数え始めてました。


「胴体中央部における体鱗列数23!!!!」


もう誰も止めてくれません。


そのあとは座学の時間。

フィールドの興奮がさめやらぬ前に座学が幕を上げた


本州のヘビのお話をあれやこれやとお話しつつ、質疑応答も止むことなく、


あっという間に、2日目終了〜


やっぱりヘビは、


とにかくアツいっす!!!!!!!!!!

(蛇メタ師匠)


分 類 / 有鱗目 ナミヘビ科 ヤマカガシ属

和 名 / ヤマカガシ

学 名 / Rhabdophis tigrinus

全 長 / 80〜150cm

分 布 / 本州〜九州と周辺の島


分 類 / 有鱗目 ナミヘビ科 ナメラ属

和 名 / アオダイショウ

学 名 / Elaphe climacophora

全 長 / 110-200cm

分 布 / 北海道〜九州と周辺の島

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