「歩きながらだって見つかるもん」
男から発せられた言葉はフィールドワークの基本を、語っていた。
私、黒マンバは駆け出しFW(フィールドワーカー)のため、ガロアやpöllö=ポッロにきびしく指導? されています。今回の調査とは全く関係ありませんが、植物の葉をテーマに話は進んでしまいました。
ヒサカキの葉につく「ホタルガ」の幼虫
「これはなに?」と指差された緑の濃い葉っぱ。「神さまに関係ある」「プロパンガス」などヒントが出されたのですが、答えを出すことができずにいると、「ヒサカキだぜ」と言われました。ホタルガの幼虫が食べる、そして食べたあとが「クリーム色の斑点のしわざ」として残っている。そんな話を真面目な顔で聞いていると、また次の質問が来てしまいます。考えすぎずに声に出す、そしてまた時間は過ぎていく。モリマナの3人に流れる時間は、それぞれちがって、おもしろい、のかもしれません。ヒサカキに関係するワードは「プロパンガス」「神さま」「ホタルガ」さらに、連想ゲームのように続いていくのかもしれません。
(黒マンバ)
和 名 ヒサカキ
分 類 ツバキ科ヒサカキ属
学 名 Eurya japonica
分 布 本州(岩手県以南)、四国、九州、沖縄。朝鮮南部、台湾、中国。
和 名 ホタルガ
学 名 Pidorus atratus
分 類 チョウ目 マダラガ科 ホタルガ亜科
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
大きさ 45-60mm
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