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今年も TKS Project スタート

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保全活動中の住宅街にある側溝


モリマナで大切にしている保全活動のひとつが、「トウキョウサンショウウオの産卵地保全と卵嚢カウント調査」です。


飯能市では3月中旬から、トウキョウサンショウウオ(以降TKS)の産卵がはじまります。そのため、11月に入ると、産卵地の状況を確認し、荒れてしまった場所は水辺の整備をしています。


住宅街にある側溝の産卵地は、2001年から観察していますが、年々、土砂が溜まり、水の確保がむづかしくなっていました。


そのため、土砂を側溝から掘り出し、土留めをして斜面から流れ落ちる土砂を防ぐようにしました。ただし、このままでは産卵に訪れたTKSが、土留めで足止めされてしまう可能性がありますし、孵化した幼体も上陸しにくくなります。


この側溝産卵地はまだ作業途中ですが、他の産卵地も合わせて、年内中に作業を終えねば。



分類 / 有尾目 サンショウウオ科 サンショウウオ属

和名 / トウキョウサンショウウオ

学名 / Hynobius tokyoensis

全長 / 80-130mm

分布 / 本州(茨城県と群馬県を除く関東地方)

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