top of page
記事: Blog2_Post
執筆者の写真森のフィールド学舎 168

モリマナ8・9月のベストショット


gallois=ガロア



カブトムシ!!

夏だ!甲虫だ!正統派だ!カブトムシのオスを正面から写真を撮ってみた。樹液酒場の王者に挑む、ノコギリクワガタの目線はこんな感じなんだろうか?

いや、すくい投げの得意なカブトムシは、ツノを下げると真剣見が増す!なかなかの戦士だと思わないか?(2枚目の写真)

 gallois=ガロア



イヌタヌキモ?の花

数年前にときがわのため池から持ち帰った、タヌキモのなかまが開花した。種類に関してはうーんである。水中をメインに生活している水草が受粉のために空気中に花を出すというのが面白い。水中や水面で花を咲かせて、花粉の拡散作用や、水面を滑るように花粉を届ける水媒花があるが、イヌタヌキモは水媒花にはなりきれなかったのだろう。


gallois=ガロア


 

pöllö=ポッロ


急勾配でふんばるニホンカモシカ


8月中旬、ニホンカモシカCapricornis crispus)が頻繁に姿を見せる道路脇の法面で、アカメガシワの葉を食べに訪れた個体と遭遇。急勾配にも関わらず、安定して移動する姿には、さすが断崖絶壁を走破する山岳ケモノと脱帽。腰を落とし、がっつり開いた主蹄(人でいう中指と薬指の爪)と、ストッパーの副蹄(人でいう人差し指と小指の爪)を法面にしっかりかませて、凜としたポーズをとる蹄行性のケモノ……素晴らしいね。



「ガシャガシャ」と大きな音を出すクツワムシのオス


キリギリスのなかまで、最大級を誇るクツワムシMecopoda nipponensis。最も近所の生息地は、車で20分ほどの某公園。毎年、9月になると通っているが、ヒガシキリギリストノサマバッタのように、「あれ、ここにも生息しているじゃん」ということがなく、比較的狭い範囲でしか見かけない。林内や林縁部の背丈の高い下草にすむが、クツワムシは環境の変化に弱く、あっという間に姿を消すらしい。いつまでも残ってほしい生息地だ。



 

黒マンバ


カヌー体験をしている際に撮影した写真


とある湖で撮影した写真、天気が良くとても気持ちがいい環境でリラックスしていました。しかしこの体験後、まさかあんなことが起きようとは……

黒マンバになにが起こったか気になる方はこちらをチェック!

(こちらをクリックするとYouTubeに移動します)

黒マンバ


ガガイモの花


夜に見つけたガガイモの花、その花に色んな昆虫が集まっていました。

この植物には黒マンバが好きなアサギマダラというチョウの幼虫の食草でもあるため、嬉しくなってしまい激写! 花は少し毛が生えており、とても綺麗でした……

黒マンバ


 

セロー


京都で出会った憧れのオオゴキブリ


この漆黒の生きものは、朝、学校の外壁に張り付いていました。カッコいいですね。屋内でよく出会うゴキブリたちとは違い、森林に生息し、主に朽木を食べます。詳しいことはいずれはかせがブログにアップしてくれるでしょう。

セロー


ちょこまか動くムネアカセンチコガネ


夜鳴く虫を観察していたら、地表のコケがもぞもぞと動いていたので、探ってみると中から出てきました。久々に出会ったので嬉しかったです。こちらも獣糞などを食べるほかのセンチコガネと違い、菌類を食べているのではないかと言われています。

セロー


 

蛇メタ師匠


ヤマカガシ


たまたま歩いて遭遇したヤマカガシ幼蛇。頸部の黄色の模様が派手な関東タイプの綺麗な個体でした。


Gを探すはかせ


有望ルーキーのはかせ。文字通り一所懸命でモリチャバネゴキブリを探しています。なぜここに私がいたかというと、「ヘビがいるかもしれませんので、お願いします」とのことでしたので。



 

藤サファリ


多忙でお休み(汗)

 

はかせ


ヤマトゴキブリPeriplaneta japonica)


同じ場所に隠れようとする3匹のヤマトゴキブリ(幼虫)。珍しく昼間に見れたと思ったら「頭隠して尻隠さず」の状態でした。すぐ横の樹洞に隠れたらいいのに。そんなお茶目なヤマトゴキブリには、夜の雑木林で会うことができます。

はかせ


リクウズムシ科の一種


雨上がりのじめじめした日に、リクウズムシがアリを捕食していました。口は腹側の中央にあるため、「食べる」というよりも「覆いかぶさる」のほうが近い印象を受けます。あまり知られていないへんてこな生き物ですが、不思議な魅力を感じてしまいます。

はかせ


 

アンフィー


タゴガエル


雨上がり(少し降っていたかも)の林道で出会ったタゴガエルをスマホでパシャリ。主に山地や森林の渓流近くに生息していて、産卵は伏流水(地表下の水流)で行うらしく、生態でわかっていないことも多いとか。他のアカガエル科の種と見た目が似ていて、はっきり見分けられるようになりたい、アンフィーなのでした。

”知りたい”という欲を搔き立ててくれるカエルです。

                                  (アンフィー


マダラカマドウマ


これまた行きつけの林道で。夜になれば、たくさん出てくる太もも(後肢)の立派なカマドウマは、カッコよくてお気に入りの昆虫なんです! 特にマダラカマドウマはその模様にビビッと来てしまいます(笑)。

雨の日にも多めな印象なので、僕にとって”雨の日の夜”は、フィールドワークの好条件です! スマホをギリギリまで近づけて、うまくピントを合わせてキレイにいきものを撮ることを意識しています。ライトの角度も大切です!

                                 (アンフィー

Comments


bottom of page