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記事: Blog2_Post
執筆者の写真森のフィールド学舎 168

モリマナ2・3月のベストショット


gallois=ガロア


たまごまみれ


 スマホしか持っていなくて、ヤマアカガエルのたまごの写真を撮りたくなって、水中に入れて撮影したら、思ったより面白かった。丸いたまごということは産みたて。まだ弾力がありちぎれはしなかったけど、翌日触ったら柔らかくなっていました。こればっかりは触ってみないとわかりませんね。

gallois=ガロア

おなかがすいていると

「もみじまんじゅう」

にしか見えない


 ナガレタゴガエルに今年も遭遇。赤味の多いオス個体を見ると、どうしても広島名物に見えてしまい、毎年困っています。それにしても相変わらずのビロビロです。


gallois=ガロア

 

pöllö=ポッロ


トウキョウサンショウウオ生息地の空撮


3下旬に、トウキョウサンショウウオの調査で入るフィールド。2020年早春、画像に写るエリア内で、卵嚢を116房(卵数3796個)確認した。もちろん見逃した卵嚢もあると思うが、単純計算で、繁殖に参加したメスが58個体いたことになる。このエリアは、地権者の方にご協力いただき、保全活動中の谷戸も含まれる。また、新たな谷戸の地権者の方にもご協力いただけそうだ。今後も、継続的に活動を行う重要なフィールドのひとつだ。

越冬明けのルリタテハ


厚着でフィールドに入ると、アウターを脱ぎ捨てたくなる季節の到来。草木は茶色く、まだまだ鮮やかな色は目立たないが、成虫で越冬していたチョウが、林縁を飛び交う姿を目にするようになった。キタキチョウ、モンキチョウ、キタテハ、ウラギンシジミ、そしてこのルリタテハ。目の覚めるようなド派手な色ではないが、しっとりとした麗しさが目を引く。この冬は雪が多く、また乾燥していたため、生きものには厳しい越冬だったと思う。


 

黒マンバ


夜に輝く白きわたげ


自然観察のドライブ中、白く輝くその物体に釘付けになってしまった。この種子は、いつ風に運ばれるのかと思いながらの撮影。ボタンヅルだと思われる植物に、黒マンバは魅了されるのであった。



草原で見つけたフキ


今が旬! 埼玉県に引っ越してからは、自然に生えているものや売っているものなど、幾度もフキを見かけた。食べてみると意外に美味しく、「山菜っていいものだな」と思う、今日この頃である。



 

セロー


もみくちゃになるナガレタゴガエル


2月下旬ごろ、渓流に集まり繁殖をするナガレタゴガエル。皮膚はたるみ、オスはだれかれ構わず抱き着く。天敵に襲われ被害を出しながらも、子孫を残さんと躍動するその姿は一見の価値あり。


セロー


謎の甲虫


夜の林道で出会った、体長4mmほどのとてもカッコいい謎の甲虫。何の仲間かさえ見当もつかなかったが、後々調べた結果、アカタマキノコムシではないかと推測している。手元に詳細な資料や図鑑がないため断定はできないが、このように初めて目に留まった生き物が何者なのか、興味を持って調べることが視野を広げる第一歩だ。(自戒)


セロー


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