モリマナ4月! 自然・生きもの推し!
- 森のフィールド学舎 168
- 6 日前
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更新日:4 日前
pöllö=ポッロ
春風に花びらを散らすヤマザクラ
アオジシ谷には複数本のヤマザクラ(Cerasus jamasakura)が生えています。4月2日に開花すると、瞬く間に満開をむかえ、4月10日には散りはじめました。満開の時期も美しいのですが、花びらを散らすヤマザクラが、pöllö=ポッロの4月の推しです。
ヤマザクラは山地の明るい尾根などに生え、花が先に咲くソメイヨシノとは違い、赤みを帯びた新葉と一緒に花を咲かせます。 果実は生食ができて、焼酎に漬けて果実酒にしても美味しいです。若葉と花は塩漬けすると、甘いクマリンの香りがたまりません。
黒マンバ

道端に生えるイタドリReynoutria japonica
赤い葉っぱがよく目立つイタドリReynoutria japonica 山菜としても知られており、少し酸味があり天ぷらがとても美味しいです!
名前の「虎杖」の杖というのは、育ちきった茎が秋、冬に乾燥すると杖として使えることから、その名前がついたと言われています。冬にとったイタドリの杖は2年ほどたった今も使えるほどに頑丈です!
美味しくて冬も使えるイタドリ、さがしてみてください〜
(黒マンバ)
セロー
お休み
(セロー)
蛇メタ師匠
お休み
(蛇メタ師匠)
はかせ

オオハリアリ(Brachyponera chinensis)
暖かい日も多くなり、地面の上にはアリたちが歩き回る姿を観察できます。アリたちも見ているだけも大きさや色まで様々ありますが、淡い黒にほっそりとしたオオハリアリが4月の推しです。
オオハリアリは名前の通りお尻の方に針を持った種類です。針を使って狩りもしますが植物の種子を運ぶ雑食性です。実際に手で捕まえて見るとお尻を曲げて針を刺して来ますが、毒自体は弱くチクチクとしたような痛みが10分ほど続きます。
身近なアリだと針を持たず蟻酸という毒液を出す種類が多いですが、オオハリアリは身近で観察できる針を持つアリです。
(はかせ)
アンフィー
お休み
(アンフィー)
タビー

鮮やかなピンク色の花が特徴的なミツバツツジは春の里山を彩ります(´ー`)
葉っぱが出る前に花が咲くため、枝先にふわっと明るい花が浮かんでるように見えるんです。名前の通り、葉っぱは3枚セットで、関東だと3月末〜4月にかけてが見頃です!
先日お散歩してるときに見つけて、嬉しくなりました♪
4月から新生活が始まり、体の疲れが溜まりがちですが、自然をお散歩して癒されてくださいね^^
ミツバツツジを見かけたら、ぜひちょっと足を止めて眺めてみてください!
(タビー)
ツキ

私の推しはタンポポです!
春と言えばの素敵なお花ですよね。
実は漢字でタンポポは蒲公英と書きます。
知った時、これでタンポポって読めるの?って私は思いました。実は本当の読み方はホコウエイと読むらしく中国で草花のことを指している漢字らしいです。
つまり、当て字なんですよね〜。
日本ではこのように当て字で読まれているものが沢山あって、漢字好きな私的にはすごく風情を感じます。
みなさんも良ければ調べてみてください♪
(ツキ)
ももたろう

オレンジ色の綺麗な花を咲かすこのナガミヒナゲシは、アメリカやヨーロッパ出身の外来種で乾燥に耐性があり繁殖力がとても強く小さい種子を周囲にまき散らします。
また、植物をちぎったりすると黄色い汁が出てくるのですが、有害物質が含まれており肌の弱い人だと荒れたり被れたりするので注意⚠️
花言葉は、『慰め』『癒し』『平静』
上の注意書きからは、想像もできないくらい平和な言葉ばかりで驚きです。
また、生える場所がヘンテコで日の当たる乾燥した場所に好むらしい。共通点として日本の在来植物が生えなさそうなコンクリートの隙間から咲く姿に力強さを感じます。
種や花も面白い形をしているので少し触ったり観察する分にはとてもいいかもねʕ•ᴥ•ʔ
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