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記事: Blog2_Post
執筆者の写真蛇メタ師匠

1年間の調査の成果をまとめて

 5月7日のヘビツアー、残念ながら雨天中止となり翌週の14日に延期して、天候調査などもマメにしながら、何とかして開催することができました。


前半は座学。


私、蛇メタ師匠も熱が入ります。


そして、後半のフィールド!!

気温は17℃と、やや低めなのですが、私には自信がありました。

「気温がやや低くても、あの場所ならユウダの幼蛇(ようだ)クラスなら出てくるはず!!」

根拠は?と聞かれようものなら、こう答えます。

「昨年からの調査で、これくらいの気温でも見かけてますから。」

昨年から1年かけて、ほぼほぼ毎週飯能市まで通い、「どこに」「どの時間に」「どんな天気の時に」「どんな気温の時に」そして「どの種が」を徹底的に調査していたのです。

ヘビって本当に条件がそろわないと、出会えないのです。

そしてやはりいました。

ヤマカガシの幼蛇です。

分類上、ヤマカガシはユウダの類ですので、まさに予想通り。経験が物を言う瞬間です。


そしてなぜか私の持っているトレードマーク的道具、スネークフックの事について。


野外で観察できない事も考えて自宅より持参したアオダイショウに協力してもらい、フックの実演。

このフック、実は自作なんです。

これもヘビの研究を続けてきたからこその形状になっているのです。


そんなこんなであっという間に終了。

とにかく徹頭徹尾ヘビ尽くしなエコツアーになりました。

次回のヘビのエコツアーは、予定では夏の夜の部を計画中です。


(蛇メタ師匠)


分 類/有鱗目ナミヘビ科ヤマカガシ属

和 名/ヤマカガシ

学 名/Rhabdophis tigrinus tigrinus

全 長/60〜150cm

分 布/本州、四国、九州、大隅諸島まで


分 類 / 有鱗目 ナミヘビ科 ナメラ属

和 名 / アオダイショウ

学 名 / Elaphe climacophora

全 長 / 110-200cm

分 布 / 北海道〜九州と周辺の島

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