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執筆者の写真pöllö=ポッロ

10月15日開催の「川は遊びや生きものの学び場」エコツアーの下見

来週の15日に開催する「川は遊びや生きものの学び場—名栗川リバーウォッチング—」の1週間前になったので、現地下見をしに、黒マンバ、はかせ、アンフィーと4人で、名栗川へ出かけてきました。


下見で重要なのは、ツアーの流れと現場の安全性を確認するのはもちろんですが、モリマナでは、何を参加者の方に伝えるかに重きを置いて、打ち合わせをします。

ヘビトンボの幼虫を捕獲して喜ぶ黒マンバ


イベントの当日も、実施していてとても楽しいのですが、下見をしながらお互いにアイディアを出し合い、イベント内容を昇華させる打ち合わせが、スタッフにとっては一番楽しい時間なのかもしれません。


そんな打ち合わせを終えると、さっそく各おのちりぢりになり、生きもの探しを開始。


黒マンバは流れのある早瀬で、ヘビトンボの幼虫を一振りで複数匹採集。ヘビトンボのなかまは他に、クロスジヘビトンボタイワンクロスジヘビトンボの3種が見つかります。成虫画像はこちら

石を次つぎとめくり、水生生物探しをするはかせ


本流脇の流れでは、はかせが石裏にへばりつくナミウズムシ(プラナリア)を探していました。さすがリクウズムシ好きなだけある(笑)


そんな中、上流部では見つかることの多いアミカのなかまの幼虫を発見。

ケースの左側にいるのがアミカのなかまの幼虫


アミカのなかまの幼虫を採集して、大喜びのはかせでした。いつものことながら、彼はちょっと不思議な生きものに偏愛気味である。

水網に魚を追い込むアンフィー


本流では、裸足のアンフィーが川縁に水網を入れて魚とヤゴ採集に夢中。


ひとりだけ長靴を忘れ、裸足で孤軍奮闘した甲斐もあってか、魚やコヤマトンボのヤゴなどを無事採集することができ、足裏の痛さも吹き飛んだことでしょう。

30分ほどでこの成果。いろいろな生きものが見つかりました

モリマナ式水質チャートと生きもの合わせをしてはしゃぐ黒マンバとアンフィー


当日も採集した生きものをなかま分けして、それぞれの生きものの特徴を観察したり、水質指標生物を活用した「モリマナ式水質チャート」で水質を調べたりなど、盛りだくさん。


もちろん、採集した水生生物をエサにして「魚釣り」も行います。

河原でくつろぎながら打ち合わせをする贅沢な時間


エコツアーの下見とはいえ、河原でのんびりとくつろぎながら行う打ち合わせは、ほんと贅沢な時間です。


15日に開催する「川は遊びや生きものの学び場—名栗川リバーウォッチング—」の受付はまだ行っていますので、ご興味のある方は、ぜひぜひお申し込みください。

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