来週の15日に開催する「川は遊びや生きものの学び場—名栗川リバーウォッチング—」の1週間前になったので、現地下見をしに、黒マンバ、はかせ、アンフィーと4人で、名栗川へ出かけてきました。
下見で重要なのは、ツアーの流れと現場の安全性を確認するのはもちろんですが、モリマナでは、何を参加者の方に伝えるかに重きを置いて、打ち合わせをします。
ヘビトンボの幼虫を捕獲して喜ぶ黒マンバ
イベントの当日も、実施していてとても楽しいのですが、下見をしながらお互いにアイディアを出し合い、イベント内容を昇華させる打ち合わせが、スタッフにとっては一番楽しい時間なのかもしれません。
そんな打ち合わせを終えると、さっそく各おのちりぢりになり、生きもの探しを開始。
黒マンバは流れのある早瀬で、ヘビトンボの幼虫を一振りで複数匹採集。ヘビトンボのなかまは他に、クロスジヘビトンボとタイワンクロスジヘビトンボの3種が見つかります。成虫画像はこちら。
石を次つぎとめくり、水生生物探しをするはかせ
本流脇の流れでは、はかせが石裏にへばりつくナミウズムシ(プラナリア)を探していました。さすがリクウズムシ好きなだけある(笑)
そんな中、上流部では見つかることの多いアミカのなかまの幼虫を発見。
ケースの左側にいるのがアミカのなかまの幼虫
アミカのなかまの幼虫を採集して、大喜びのはかせでした。いつものことながら、彼はちょっと不思議な生きものに偏愛気味である。
水網に魚を追い込むアンフィー
本流では、裸足のアンフィーが川縁に水網を入れて魚とヤゴ採集に夢中。
ひとりだけ長靴を忘れ、裸足で孤軍奮闘した甲斐もあってか、魚やコヤマトンボのヤゴなどを無事採集することができ、足裏の痛さも吹き飛んだことでしょう。
30分ほどでこの成果。いろいろな生きものが見つかりました
モリマナ式水質チャートと生きもの合わせをしてはしゃぐ黒マンバとアンフィー
当日も採集した生きものをなかま分けして、それぞれの生きものの特徴を観察したり、水質指標生物を活用した「モリマナ式水質チャート」で水質を調べたりなど、盛りだくさん。
もちろん、採集した水生生物をエサにして「魚釣り」も行います。
河原でくつろぎながら打ち合わせをする贅沢な時間
エコツアーの下見とはいえ、河原でのんびりとくつろぎながら行う打ち合わせは、ほんと贅沢な時間です。
15日に開催する「川は遊びや生きものの学び場—名栗川リバーウォッチング—」の受付はまだ行っていますので、ご興味のある方は、ぜひぜひお申し込みください。
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