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半径100mエリア内の外来種

さまざまなをしたたち。みんなに身近な環境で目にする植物です。

左上から順に、

ブタナ・マツバウンラン・ヒメオドリコソウ

ヘラオオバコ・ナガミヒナゲシ・オオイヌノフグリ

ハルジオン・セイヨウタンポポ・シロツメクサ


色や形が違う花たちですが、じつは共通点があります。それは、これらの植物は全て「外来種」だということです。外来種とはいったいなんでしょう?


環境省のウェブサイトで外来種は、このように説明されています。


 導入(意図的・非意図的を問わず人為的に、過去あるいは現在の自然分布域外へ移動さ

 せること。導入の時期は問わない。)によりその自然分布域(その生物が本来有する能

 力で移動できる範囲により定まる地域)の外に生育又は生息する生物種(分類学的に異

 なる集団とされる、亜種、変種を含む)。


かいつまんで言えば、外来種とは、国外・国内を問わず、本来いなかった地域に持ちこまれ、定着した生きもののことです。外来種の一部は、生態系への悪影響や遺伝子汚染などを起こすとして、問題視されています。ちなみに、もともと生育・生息していた生きもののことは「在来種」と呼びます。


画像の花たちは、空き地の半径100mエリア内に生育していた外来種です。セイヨウタンポポは、ヨーロッパ原産の外来種としてよく知られていますが、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリ、ハルジオンは、日本の春によく馴染んでいて、外来種だと知り「えっ!」と、おどろく人もいるのではないでしょうか。


(pöllö=ポッロ)


外来種の原産地


ヒメオドリコソウ シロツメクサ ブタナ オオイヌノフグリ

ヘラオオバコ セイヨウタンポポ  *ヨーロッパ原産


ナガミヒナゲシ  *ヨーロッパ地中海沿岸原産


マツバウンラン ハルジオン  *北アメリカ原産

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