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記事: Blog2_Post
執筆者の写真pöllö=ポッロ

オレンジ色の大きな天道虫

大きなテントウムシが飛んでいたので捕獲してみると、ハラグロオオテントウでした。

手のひらにのせると、その大きさにびっくり!

ハラグロオオテントウのいた環境

ハラグロオオテントウは、飯能で「はじめまして」のテントウムシ。大きさは12mmほどもあり、オレンジ色の体に、前胸背板と上翅には、黒斑が16個並んでいます。そして腹側を見ると、胸部と腹部が黒く、これが和名の由来なのでしょうね。 飯能で見かける大きなテントウムシと言えば、クルミ類やヤナギ類、エノキなどでハムシ類を捕食するカメノコテントウ(10mmほど)ですが、それよりもボリューミーでド迫力。

ハラグロオオテントウの背面と腹面

ハラグロオオテントウは、クワの葉裏につくクワキジラミ(カメムシ目 キジラミ科)を捕食すると聞くけれど、今まで飯能でハラグロオオテントウを観察したことがなかったので、これからはクワを見かけた際は、このオレンジ色の大きなテントウムシを探さないとね。


(pöllö=ポッロ)


分類 / 甲虫目(コウチュウ目)テントウムシ科 和名 / ハラグロオオテントウ

学名 / Callicaria superba 体長 / 11-12mm

分布 / 本州〜九州(暖地性の種で、近年関東でも見つかる)

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